Protein Folding Mechanism




 タンパク質のフォールディング・アンフォールディングの研究は、円二色性や蛍光などの物理化学的手法によるアプローチが主であっ たが、近年の高磁場NMR技術の発展、あるいは分子動力学法の発展とそれに平行した計算機の進歩により、個々のアミノ酸残基や原子 レベルでのフォールディング経路全体に焦点が当てられるようになってきた。本研究では、自然界に存在するタンパク質の構造中に最も 高頻度で見られる(beta/alpha)8バレル(TIMバレル)タンパク質、及び、他のいくつかのタンパク質について分子動力学計算 により熱変性過程を原子レベルで解析することを目指すとともに、実験的手法も組み合わせて、より信頼性の高いタンパク質のフォール ディング・変性経路の解明を目指した。


(関連文献)
Akanuma, S. and Yamagishi, A. (2005) Identification and characterization of key substructures involved in the early folding events of a (beta/alpha)8-barrel protein as studied by experimental and computational methods. J. Mol. Biol. 353, 1161-1170.

Akanuma, S., Miyagawa, H., Kitamura, H. and Yamagishi, A. (2005) A detailed unfolding pathway of a (beta/alpha)8-barrel protein as studied by molecular dynamics simulations. Proteins: Structure, Function, and Bioinformatics 58, 538-546.




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