秋山研究室は2011年度に早稲田大学創造理工学部社会環境工学科に創設された研究室(担当分野:コンクリート系インフラ構造物の耐震問題や次世代耐震構造の開発,あるいは維持管理や長寿命化技術の高度化)です.
 当研究室では,コンクリート系インフラ構造物,あるいはそれを含む道路や鉄道ネットワークの安全・安心を確保するための研究を行っております.我が国は,世界第一級の地震国であり,また,地域によっては非常に厳しい腐食環境があります.このような複合的ハザードに対し,コンクリート系インフラ構造物, あるいはそれを含むネットワークの安全性をより高く,あるいは寿命をより長くするための研究を実験的,あるいは解析的アプローチにより実践しているのが当研究室です.

 現在の主な研究テーマは以下の通りです.
 (1) ダメージフリーインフラ構造物の開発(超免震構造・高耐力構造)
 (2) 地震・腐食環境下にあるインフラ構造物のライフタイム信頼性解析
 (3) 点検・検査情報を活用したコンクリート系橋梁の余寿命評価
 (4) 道路ネットワークの地震リスク解析
 (5) 2011年東北地方太平洋沖地震による道路橋・鉄道橋の被害分析
 研究紹介のページでは,(1)〜(3)について概説しています.