『鎌倉遺文』研究会例会記録



第01回 1993年12月17日 瀬野精一郎 「『鎌倉遺文』重複無年号文書の年代比定」
第02回 1994年 1月28日 渡辺智裕  「『根来要書』所収鎌倉時代の文書についてー書誌的考察を中心としてー」
第03回       3月28日 海老澤 衷 「九州における荘園公領制の形成についてー工藤敬一氏著『荘 園公領制の成立と内乱』によせてー」
第04回       4月27日 菅原正子  「女性の宮司・祢宜ー武雄神社と宇佐八幡宮ー」
第05回       5月31日 黒川高明  「源頼朝文書考」
第06回       7月15日 畠山 聡  「周防国玉祖社と阿弥陀寺ー東大寺の在地支配を中心としてー」
                 渡辺智裕  「『鎌倉遺文』未収の『東寺百合文書』目録稿(その1)」
第07回       9月30日 村石正行  「売寄進状に関する考察ー特に『買得即時寄進型』を中心にー」
第08回      11月26日 福島金治  「『鎌倉遺文』未収の『金沢文庫文書』について」
第09回      12月16日 瀬野精一郎 『鎌倉遺文』未収録の九州地方文書について
第10回 1995年 3月24日 錦 昭江 「失われた絵図を求めてー領域型荘園の推移と相論絵図ー」
第11回       4月28日 湯原和則  「文治の地頭問題についてー武士濫行訴訟の観点からー」
第12回       5月25日 野村育世  「『鎌倉遺文』に見る女性と仏教「称讃」と「告発」を超えて」
第13回       6月23日 樋口州男  『平安・鎌倉遺文』索引考
第14回       7月21日 久保田和彦 「六波羅探題発給文書の研究ー北条泰時・時房探題期について」
第15回      10月27日 瀬野精一郎 「『鎌倉遺文』補遺の刊行について」
第16回      11月24日 永村 眞  「『聖教』と書様」
第17回      12月15日 高橋典幸  「文永六年の太良荘の相論からー大番用途の徴収をめぐってー」
第18回 1996年 1月31日 斎藤直子  「鎌倉後期相模国飯田郷の所務相論をめぐって」
第19回       3月27日 細川重男  「得宗家公文書発給文書について」
第20回       4月26日 磯川いづみ 「北条庶家名越氏について」
第21回       5月31日 清水亮   「鎌倉時代の真壁荘と真壁氏」
第22回       6月28日 高橋慎一郎 「若狭国太良荘と歓喜寿院」
第23回       7月19日 榎原雅治  「新出「中原家関係申状写」の紹介」
第24回       9月27日 保立道久  「東大寺の田楽法師と巫女」
第25回      10月25日 櫻井 彦  「伊勢国光明寺僧恵観の行動をめぐって」
第26回      11月29日 久保健一郎 「「百姓」論ノート」
第27回      12月20日 菊池紳一  「御家人の通称について(パソコン使用の一事例)」
第28回 1997年 1月31日 福眞睦城  「近江国葛川と青蓮院・無動寺ー鎌倉時代の支配関係の考察」
第29回       3月22日 黒田弘子  「百姓申状と本所・領家」
第30回       4月25日 安達直哉  「文書の日付と効力ー鎌倉前期の公文書を中心にー」
第31回       5月23日 飯沼賢司  「鎮西における豊後国の位置ー一二世紀の中央権力の動向と関連して」
第32回       6月20日 黒田 智  「播磨国矢野荘の「竹」と「溝代」」
第33回       7月11日 田村憲美  「平野殿荘関係の興福寺公文所下文をめぐる諸問題」
第34回       9月21日 川合 康  「和泉国久米田寺の寺領形成と『復興』」
                 高橋典幸  「阿弖河荘の建治相論について」
第35回      10月17日 佐藤秀成  「将軍家下文に関する一考察」
第36回      11月29日 菅原正子  「鎌倉末期における山科家の相論」
第37回      12月19日 古沢直人  「「謀叛」の機能と思想」
第38回 1998年 1月30日 新井孝重  「中世地主考」
第39回       3月28日 清水 亮  「幕府・大田文・御家人役」
                 近藤成一  「鎌倉幕府裁許状の事書」
第40回       4月24日 高木徳郎  「中世社会と山林資源」
第41回       5月22日 釈迦堂光浩 「宰府と大府」
第42回       6月19日 村井章介  「鎌倉時代松浦党の一族結合」
第43回       7月18日 牛山佳幸  「中世武士社会と善光寺信仰」
                 黒田日出男 「文書としての系図」
第44回       9月16日 五味文彦「『平安遺文』と『鎌倉遺文』の間」
第45回      10月23日 松井吉昭 「中世の地方寺─北越前坪江卿を中心に─」
第46回      11月27日 徳永健太郎 「石清水における「家」について」
第47回      12月18日 高橋 傑 「帳簿、目録類に見る在地の諸相─紀伊国阿弖河荘をめぐって─」
第48回 1999年 1月23日 佐藤和彦 「正和年間の東寺領荘園」
第49回       3月 5日 細川涼一 「3条大宮長福時尊鏡と唐招提寺慶円─後醍醐天皇と南都律僧─」
第50回       4月23日 菊地大樹 「『實躬卿記』紙背文書について」
第51回       5月28日 西岡芳文  「中世史料としての説草(唱導資料)について」
第52回       6月25日 高橋敏子  「来納の性格と実態」
第53回       7月16日 守田逸人  「中世東大寺領の形成過程について
                         ー北伊賀における東大寺領の基礎的考察を通してー」
第54回       9月24日 井上聡   「宇佐宮仮殿地判指図に関する基礎的考察」
第55回      10月29日 鈴木哲雄  「土田と作毛」
第56回      11月26日 白水智・関周一「鎌倉時代の海事史料ー『海事史料目録』の作成を通じて」
第57回      12月17日 木村茂光  「上申文書の系譜ー解と申文ー」 
第58回 2000年 1月21日 山家浩樹  「端裏銘に日付を記すこと」 
第59回       3月24日 山内太郎  「西大寺流律宗と諸寺社勢力」
第60回       4月28日 宮崎肇   「中世書流の成立ー法性寺様と世尊寺流ー」
第61回       5月26日 松園斉 「前右大将考ー源頼朝右近衛大将任官の再検討ー」
第62回       6月23日 本郷恵子 「御家人の成功について」
第63回       7月 8日 西村汎子 「領主階級の女性の役割ーフロイス『日本史』からー」
                 清水亮 「九州における天野氏の所領形成と鎌倉幕府」
第64回       9月29日 高木徳郎  「鎌倉時代の山野と境相論」
第65回      10月20日 秋山哲雄  「鎌倉期守護所小考」
第66回      11月24日 高橋一樹  「鎌倉幕府訴訟文書の機能論的考察ー訴陳状を中心にー」
第67回      12月 9日 海津一朗  「鎌倉期南部荘の地頭と検注」
第68回 2001年 1月26日 本郷和人  「平賀氏と足利氏ー鎌倉時代の源氏についてー」
第69回       3月23日 渡邊浩史  「中世前期荘園公領制支配システムと悪党」
第70回       4月27日 黒田智   「「鎌倉」と鎌足」
第71回       5月25日 西谷正浩  「荘園所職の展開」
第72回       6月22日 下郡剛   「文治元年の議奏公卿について」
第73回       7月22日 入間田宣夫 「北奥における荘園公領制の成立」
第74回       9月28日 清水克行  「中世の火災をめぐる二話ー「やきとり」と「大工」ー」
第75回      10月20日 山本隆志  「宇都宮社と宇都宮氏ー在地領主の再検討ー」
第76回      11月30日 竹田和夫  「鎌倉時代の供養行為についてー如法経及び十種供養を中心にー」
第77回      12月14日 酒井紀美  「「在地人」の証判をめぐって」
第78回 2002年 1月18日 中島圭一  「南廷考ー南廷一廷は何両かー」
第79回       3月23日 ◇シンポジウム「鎌倉遺文研究の現在」
                    瀬野精一郎 基調講演「竹内理三先生と鎌倉遺文研究」
第80回       4月26日 海老澤衷  「伊賀国黒田荘における寺僧私領の展開と終焉
                              ー畿内に近接した東大寺領荘園の特質ー」
第81回       5月31日 山田渉   「日向国浮田荘」
第82回       6月22日 村井章介  「五島で沈没した唐船から見た貿易組織」
                  畠山聡   「東大寺図書館所蔵聖教類の紙背にみえる伊賀国東大寺領
                       関連文書について」
第83回       7月20日 小川弘和  「「大田文」の成立」
第84回       9月27日 鎌倉佐保  「中世前期における荘園制的土地所有秩序と「開発」」
第85回      10月25日 堀祥岳 「一四世紀における本所一円領の形成過程
                              ー東寺領垂水庄を中心にー」
第86回      11月28日 糸賀茂男  「常陸中世武士団の西遷ー宍戸氏の場合ー」
第87回      12月21日 馬田綾子  「広峰神社文書について」
第88回 2003年 1月 8日 横内裕人  「千載家旧蔵東大寺文書の概要
                              ー鎌倉期造東大寺大勧進関係文書ー」
第89回       3月27日 永井 晋  「金沢貞顕書状の概略について」
第90回        4月23日 櫻井彦 「鎌倉後期 丹波国宮田荘をめぐって」
第91回       5月23日 伊藤正敏  「都市東大寺の成立と展開」
第92回       6月27日 西尾知己  「東大寺の散在所領集積に関する基礎的考察」
第93回       7月25日 守田逸人  「東大寺領伊賀国黒田荘出作地の展開と存在形態」
第94回       9月25日 日隈正守  「薩摩国における一宮制の成立・展開過程」
第95回      10月23日 清水亮   「了珍房妙幹と鎌倉末・南北朝の真壁長岡氏」
第96回      11月29日 鈴木小太郎 「『増鏡』の作者と成立年代について」
第97回      12月19日 服部英雄  「青柳種信の資料収集と筑前国鞍手郡水原(みずわら)若宮社
                                -中世前期の八幡祭祀と村落の復原-」
第98回 2004年 1月23日 菊池紳一  「尊経閣文庫所蔵文書と『鎌倉遺文』」
第99回       3月26日 七海雅人  「鎌倉・南北朝時代の松島」
第100回      4月22日 田中奈保  「鎌倉期足利氏家政機関における被官組織の構造」
第101回      5月27日 畑野順子  「平氏と安芸国皇室領荘園成立過程」
第102回      6月30日 黒田智   「弘法大師はいつ生まれたか」
第103回      7月30日 小俣行宏  「賀茂祭と義詮政権」
第104回      9月16日 遠藤珠紀  「鎌倉期における暦家賀茂氏の変遷
第105回     10月28日 高橋傑   「下地中分再考」
第106回     11月25日 角田朋彦  「鎌倉御家人の名字に関する一考察-偏諱授受と憚り字と-」
第107回     12月17日 高橋修   「海辺の水軍領主、山間の水軍領主
                               -紀州安宅氏・小山氏の成立とその基盤-」
第108回2005年 1月27日 遠藤基郎  「鎌倉時代の天皇御願寺-六勝寺その他-」
第109回      3月31日 井原今朝男 「中世における押書と圧状・乞索文について」
第110回      4月27日 加藤裕美子 「下総国下河辺荘における治水と交通」
第111回      5月27日 松尾剛次  「博多大乗寺と中世都市博多」
第112回      6月30日 宮崎肇   「永観文庫所蔵「東寺長者補任」について」
第113回      7月14日 苅米一志  「『鷹尾神社文書』(後欠)後鳥羽院庁下文について
                                 -筑後瀬高下荘の立券と伝領-」
第114回      9月29日 馬淵和雄  「考古資料にみる13世紀前半の変革と権力-北条泰時の考古学-」
第115回     10月27日 大澤泉   「目代発給文書に見る鎌倉期国衙機構の変遷」
第116回     11月30日 菱沼一憲  「頼朝の徳政施策と幕府公権の生成」
第117回     12月22日 高橋典幸  「御家人の安堵と『本御下文』」
第118回2006年 1月26日 高橋慎一朗 「鎌倉時代の鐘銘と『鎌倉遺文』」
第119回      3月24日 小林一岳  「鎌倉後期の荘内秩序と紛争
                              -東大寺領備前国野田荘における座次紛争と地域社会-」
第120回      4月27日 外岡慎一郎 「中世敦賀津の舛米について」
第121回      5月31日 呉座勇一  「親子契約・兄弟契約・一揆契約」
第122回      6月29日 森幸夫   「南北朝動乱期の奉行人斎藤氏」
第123回      7月19日 下村周太郎 「日本中世の戦争と祈祷」
第124回      9月28日 久保田和彦 「六波羅探題発給文書の文書名と宛所・書止文言」
第125回     10月26日 錦昭江  「鎌倉期における絹・糸・綿生産と収取方式の推移」
第126回     11月16日 磯川いづみ「忽那家文書「前常陸介書状」について」
第127回     12月22日 山本真紗美「新日吉小五月会の成立と展開」
第128回2007年 1月26日 築地貴久 「鎮西における引付評定の日付について」
第129回      3月29日 赤澤春彦 「鎌倉期の官人陰陽師」
第130回      4月26日 藤井崇  「南北朝期の守護権力―長門国を事例として―」
第131回      6月 1日 佐藤泰弘 「荘園領主権の構造と変容」
第132回      6月28日 水野智之 「『時元記』の基礎的考察
                      『平安遺文』・『鎌倉遺文』未収録文書の紹介と検討-」
第133回      7月26日 守田逸人 「常陸国府中の中世的展開と大掾氏」
第134回      9月27日 林譲   「検討の要ありとされる源頼朝文書について
                       ー特に相田二郎氏分類の第一筆蹟を事例としてー」
第135回     10月25日 石附敏幸 「興福寺大乗院の雑務職について」
第136回     12月6日 小嶋貴行 「代銭納制のメカニズムの再検討」
第137回     12月20日 西田友広 「衾宣旨補論―その効力について―」
第138回2008年 1月31日 谷口 榮 「武士の城と屋敷」
第139回      3月26日 甲斐玄洋 「鎌倉前期の公家政権発給文書について」
第140回      4月24日 前田治幸 「下野国鑁阿寺にみる東国の大勧進」
第141回      5月29日 北村彰裕 「中世における温泉への認識と心性」
第142回      6月26日 畠山 聡 「鎌倉初期の造東大寺大勧進と周防国の経営―行勇を中心にして―」
第143回      7月24日 田中大喜 「在地領主組織における被官人の位地」
第144回      9月25日 貫井裕恵 「東寺における勧進活動と寺誌・縁起」
第145回     10月23日 佐藤雄基 「院庁下文と国司庁宣―院政期~鎌倉前期の院権力について」
第146回     11月27日 小原嘉記 「鎌倉初期の東大寺勧進所と重源の遺産」
第147回     12月20日 野口 実 「東国出身僧の在京活動と渡宋・渡元」
第148回2009年 1月29日 大塚紀弘 「宋版一切経の輸入と受容」
第149回      3月26日 飯沼賢司 「阿蘇神社と下野狩について―草原の歴史を考える―」
第150回      4月23日 榎原雅治 「尼御所保安寺について」
第151回      5月28日 大澤泉 「鎌倉後期の国衙領興行と知行国主の変遷-若狭国を中心に―」
第152回      6月25日 菊地大樹 「東福寺円爾の印信と法流―台密印信試論―」
第153回      7月25日 吉田賢司 「「主従制的支配権」と室町幕府軍制研究」
第154回      9月17日 杉山 巌 「所領の売買、権利の売買―中世荘園の一側面―」
第155回     10月29日 白川宗源 「喫茶文化史における闘茶の意義―バサラの検討をとおして―」
第156回     11月19日 貴田 潔 「13~14世紀の佐賀・筑後平野における禅宗寺院の寺領形成」
―在地の寄進・売買と未認可「免田」の成立を中心に―」
第157回     12月22日 田村憲美 「鎌倉遺文データベースの課題発見的利用について」
第158回2010年 2月 4日 井上 聡 「薩摩国日置北郷絵図」の再検討」
第159回      3月23日 和大中世荘園調査会・海津一朗ゼミ「1185年検田取帳にみるかせ田荘と『文覚井』」
第160回      4月28日 尾上陽介 「『愚昧記』について」
第161回      5月27日 鈴木沙織 「群馬県北西部における中世の交通について」
第162回      6月24日 大島創  「院家型御願寺における仏事運営形態の再検討」
第163回      7月29日 太田有希子「『閑居友』説話採録とその傾向―節食説話の検討から―」
第164回      9月30日 大三輪龍哉「「浄光明寺敷地絵図」に見る屋地」
第165回     10月28日 野村育世 「御成敗式目とジェンダー」
第166回     11月25日 梶川貴子 「北条時輔後見南条頼員について」
第167回     12月 9日 大田壮一郎「北条師頼と伊賀国平等寺の禅院化-得宗一門・守護・禅宗-」
第168回2011年 1月27日 菅原正子 「天文密奏にみる朝廷政治と徳政」
第169回      3月10日 桃崎有一郎「『鎌倉遺文』未収成田(水谷)氏家伝文書と摂津氏の同族構造」
第170回      4月28日 喜多泰史 「保元元年新制の古文書学検討」
第171回      5月26日 本郷恵子 「千葉氏にみる中世前期の再生産構造」
第172回      6月24日 石原比伊呂「義詮期における足利将軍家の変質」
第173回      7月28日 似鳥雄一 「備中国新見荘にみる名の特質と荘園経営」
第174回     10月20日 下村周太郎「中世の「大乱」-『鎌倉遺文』を中心に-」
第175回     11月17日 豊田勝彦 「古記録に垣間見える中世の甲冑制作
                        ―鎌倉時代の胴丸を中心にしてー」
第176回     12月 5日 酒井紀美 「「尼真妙狼藉事件」をめぐって
                        ―尼真妙かな書状後欠部分の復元―」
第177回2012年 2月 3日 阿久津洋子「熊野比丘尼の原像
                       ―「イワカノ板」の謎を追って―」
第178回      3月27日 木下竜馬 「鎌倉幕府禁制に関する一考察」
第179回      4月26日 山野龍太郎「東国武士の地域提携と作善活動の展開
                       ―武蔵国の津戸氏を中心として―」
第180回      5月24日 長村祥知 「木曾義仲の発給文書」
第181回      6月28日 吉田俊  「中世前期の東大寺郷と寺僧」
第182回      7月27日 中澤克昭 「住宅の焼却・破却をめぐって」
第183回      9月27日 松本卓也 「中世の宇佐宮造営と大内氏」
第184回     10月25日 吉永博彰 「中世伊豆国三嶋社の社領について」
第185回     11月29日 藤本頼人 「源頼家像を読みなおす」
第186回     12月20日 上川通夫 「三河国普門寺史料と中世山林寺院研究」
第187回2013年 1月24日 上島享  「真っ赤な手印が捺された文書をめぐって
                         ―本願手印起請の成立―」
第188回      2月 5日 古澤直人 「平治の乱における藤原信頼の謀反
                         ―再評価と動機形成をめぐって―」
第189回      3月28日 貴田潔  「筑後国水田荘故地の調査報告
                         ―荘園調査におけるGISの活用とともに―」
第190回      4月25日 朝比奈新 「荘鎮守・荘祈願寺と地域社会
                         ―伊勢神宮領遠江国浜名神戸での現地調査を基にして―」
第191回      5月23日 橋本道範 「日本中世の「水辺」と村落
                         ―近江国蒲生郡奥嶋の事例から―」
第192回      6月27日 小瀬玄士 「鎌倉幕府の譲与安堵をめぐって
                         ―いわゆる「沙汰未練書方式」の再検討―」
第193回      9月26日 坂本亮太 「再論・紀伊国南部荘の景観と構造」
第194回     10月24日 工藤祐一 「前期六波羅探題の特質と訴訟」
第195回     11月28日 渡邊浩貴 「地域社会における在地領主の宗教構造と水利
                         ―備後国地毗荘山内首藤氏を事例に―」
第196回     12月19日 橋本素子 「中世茶の生産について―金沢文庫古文書を中心に―」
第197回2014年 1月30日 喜多泰史 「「綸旨万能」再考」
第198回      3月26日 中村直人 「中世勝尾寺における料田集積について」
第199回      4月24日 赤松秀亮 「播磨国矢野荘における領域構成の検討―重藤名を主たる事例として―」
第200回      5月29日 永井晋  「高倉宮以仁王の家族と縁者」
第201回      6月26日 加々美拓也「末期鎌倉幕府裁判における庭中」
第202回      7月24日 海老澤衷 「備中国新見荘の下地中分における一円・入り組みと鉄生産」
第203回      9月25日 北爪寛之 「中世前期石清水八幡宮の造営活動」
第204回     10月30日 伊藤正義 「治承四年・頼朝権力の「創世記」
                 ―以仁王令旨の史料批判と後白河院宣の可能性―」
第205回     11月20日 高橋慎一朗「醍醐寺義演の史料収集・編纂と『鎌倉遺文』」
第206回     12月18日 遠藤珠紀 「造酒司酒麹役の成立過程」
第207回2015年 2月 5日 佐藤雄基 「鎌倉期の「地下」について」
第208回      3月26日 桃崎有一郞「鎌倉幕府のアイデンティティと流鏑馬」
第209回      4月23日 土山祐之 「用水相論からみた荘園領主と在地―大和国能登・岩井川用水の事例から―」
第210回      5月28日 永沼菜未 「遠江伊勢神宮領の基礎的考察」
第211回      6月25日 小西洋子 「加賀国長福寺における尼僧の存在について」
第212回      8月 4日 久保田和彦「鎌倉幕府「連署」制に関する覚書」
第213回      9月24日 亀田俊和 「彦部氏の歴史―もう1つの高一族―」
第214回     10月29日 小池勝也 「鎌倉末期から南北朝期にかけての聖尊法親王の動向」
第215回     11月26日 稲垣伸一 「五山派禅宗寺院における喝食の編成と動向」
第216回     12月17日 鈴木かほる「宮騒動の通説を見直す-宝治合戦・建長・弘長騒動まで-」
第217回2016年 1月 6日 坂井法曄「日蓮の駿河下向をめぐって
                        -日春写本『大日本国法華経験記』(岡宮光長寺蔵)紙背文書の考察-」
第218回      3月17日 山本みなみ「和田合戦の一側面-三浦氏・千葉氏の動向を中心に-」
第219回      4月28日 山口啄実 「南北朝期官人陰陽師の実像」
第220回      5月26日 山本倫弘 「中世前期における伊勢神宮領荘園の支配構造と領家・給主」
第221回      6月30日 海老澤衷 「彰考館本「吉見系図」の謎と惟宗忠久」
第222回      7月28日 田辺旬  「北条政子発給文書の基礎的考察」
第223回      9月29日 阿久津洋子「「熊野権現御垂迹縁起」と丹鶴姫(鳥居禅尼)
第224回     10月27日 畠山聡  「中世後期における東大寺学侶方の財政活動と美濃国大井莊」
第225回     11月24日 永井晋 「鎌倉時代の小槻氏と常陸国吉田社」
第226回     12月17日 下村周太郎「栄山寺における殺生禁断と樹木伐採禁制-古代陵墓と中世荘園のあいだ-」
第227回2017年 1月26日 伊藤啓介 「『鎌倉遺文CD-ROM』を利用した、古文書件数と気候復元データの定量的分析」
第228回      3月 9日 山岸遼太郎「鎌倉期における大江毛利家」
第229回      4月27日 高松百香「鎌倉期摂関家にとっての〈摂関家〉
                        -「九条道家願文」と藻壁門院?子を手がかりに-」
第230回      5月25日 中村翼「高校日本史用語の精選の狙いと課題-日本史研究者に向けて-」
第231回      6月29日 永山愛「護良親王令旨論-鎌倉幕府滅亡時における軍事編成-」
第232回      7月27日 似鳥雄一「名寄帳と中世収取-名寄帳・名主・名-」
第233回      9月28日 野口飛香留「建武政権と陰陽師-鎌倉期との比較を中心に-」
第234回     10月19日 白川宗源「東大寺領美濃国大井荘における下司職相論と政所・惣寺」
第235回     11月23日 海上貴彦「九条道家の訴訟制度改革」
第236回     12月21日 井上正望「喪葬時の廃朝・廃務からみた中世的「家」の形成」
第237回2018年 1月25日 大上幹広「鎌倉後期の東寺供僧と東寺供僧領荘園-弓削島荘・平野殿荘を中心に-」
第238回      3月 8日 日向寺朋子「三浦氏と渡御」
第239回      4月26日 森新之介「鎌倉期思想史研究と顕密体制論」
第240回      5月31日 山田仁生「鎌倉期における王家御願寺領の領有と保全」
第241回      6月28日 矢嶋翔「元弘・建武の内乱期における「将軍家」」
第242回      7月26日 竹内惇人「鎌倉後期の地頭代の在地における動向」
第243回      9月27日 神野潔 「「権力二元論」と式目27条」
第244回     10月25日 金子哲 「正和年間の東播磨における開発と石塔造立-文観の活動を中心に-」
第245回     11月22日 髙橋傑 「地頭請所と下地中分-荘園経営の一側面-」
第246回     12月20日 高木徳郎「紀伊国和太荘における名・名主と林家文書」
第247回      1月31日 生駒哲郎「平安時代後期の一切経書写の手順と足利尊氏発願一切経の書写」
第248回      3月 7日 伊藤綾子「鎌倉幕府訴訟制度下における美濃国茜部荘の特質」




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