講義内容
以下の内容を予定している。
参考書
数理経済学
本講義ではゲーム理論の発展的内容を扱う。
今年度は協力ゲームを中心に最新の結果を含めて講義する予定である。証明の詳細まで丁寧に講義、演習していく予定である。
受講者には基礎的な数学の知識が要求される。数学の知識の少ない者は学部の講義や
独習等により、知識の補完が必要となる場合がある。学部でゲーム理論を受講してい
なかった者は、学部講義「ゲーム理論」
の並行受講が理解を助けるであろう。
(1)TUゲームの解、コア、安定集合、交渉集合、カーネル、仁、シャープレイ値、タウ値、AL値
(2)市場ゲーム、破産ゲーム、オークションゲーム、ビッグボスゲーム
(3)ゲームの解の整合性公理
(4)NTUゲームへの拡張
(5)提携形成問題
船木由喜彦『エコノミックゲームセオリー−協力ゲームの応用』SGCライブラリー11
,サイエンス社,2001年
岡田章『ゲーム理論』有斐閣、1996年
中山・武藤・船木編著『ゲーム理論で解く』有斐閣、2000年
武藤滋夫『ゲーム理論入門』日経文庫、2001年
中山幹夫『初めてのゲーム理論』有斐閣,1997年
鈴木光男『新ゲーム論』勁草書房,1994年
第2回の講義の際に他の参考文献も紹介する。
本年度は休講です。公共経済学特論を受講してください。
講義内容
ゲーム理論に関連する研究指導をします。
数理経済学特論
ゲーム理論、数理経済学の理論的な文献を研究することを目的とする。
基本的なテキストや国際学術誌の掲載論文、最新の成果の外部講師による紹介
参加者全員による討論などを行う予定である。
基礎的水準の数学とゲーム理論、ミクロ経済学
の基本的知識を前提とする。したがって、
それらの知識の少ない受講者は学部における講義等により、知識の補完が必要となる場合がある。
数理経済学研究指導
本年度は博士3名です。
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