2016年度秋学期(後半)グローバルエデュケーションセンター設置
『初めて学ぶ計算言語学』
(水曜2限:14号館6階MNC教育実験室(14-603))
原田 康也
内容一覧
座席配置表
授業の予定・経過・課題・宿題など
コンピュータ教室使用上の一般的注意事項
課外講演・授業における招聘講師による講演・研究会など
本 web page 使用に関する注意事項
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First drafted December 9th, 1998. Last modified December 16th, 2016.
本 web page はオープン教育センター設置演習『初めて学ぶ計算言語学』の授業を円滑に進行させるために用意したものです。
原則として、受講生以外の利用は想定していません。
実際の授業の内容とは必ずしも一致しません。
この資料を見て理解しようとするより授業に出て話を聞く方が5倍ぐらい面白くて25倍ぐらい簡単です。
授業の予定・経過・課題・宿題など
11月30日1限
第1回:言語情報研究の諸分野
受講生の自己紹介
氏名
学籍番号・所属学部(専攻/専修/学科)・学年
言語学/統語論などについての予備知識・学習歴・これまで読んだ本など
この授業を受講した理由・動機をできるだけ具体的に
この授業で身につけたいこと・得たい成績などについてできるだけ具体的に
担当教員の自己紹介
課題:
いちばん頻繁にアクセスするメールアドレスから harada at waseda dot jp あてにメールを送ること。
件名: 計算言語学 2015年度秋学期
本文: 氏名 所属 学年
自己紹介を A4 用紙で 2 ページ程度にまとめて、ファイルを用意すること。次回の授業時にWord文書形式で、ファイル名は
計算言語学-仮出席番号-氏名-2015-09-30.docx
の形式で用意すること。
氏名・学籍番号・所属学部(専攻/専修/学科)・学年
言語学/統語論などについての予備知識・学習歴・これまで読んだ本など
この授業を受講した理由・動機をできるだけ具体的に
この授業で身につけたいこと・得たい成績などについてできるだけ具体的に
11月30日2限
第2回:検索エンジンの仕組み(1)
発表準備
12月7日1限
第3回:検索エンジンの仕組み(2)
グループ発表
12月7日2限
第4回:検索エンジンの仕組み(3)
グループレポート相互チェック
12月14日1限
第5回:検索エンジンの仕組み(4)
グループレポート最終版作成
12月14日2限
第6回:招聘講師による講演
講師:近藤公久(工学院大学・情報学部情報デザイン学科・教授)
資料:
http://www.f.waseda.jp/harada/courses/2016/2016-12-14-TadahisaKondo.pdf
12月21日1限
第7回:機械翻訳・多言語検索の仕組み(1)
提案プレゼン・グループ構成・発表準備
12月21日2限
第8回:機械翻訳・多言語検索の仕組み(2)
グループ発表・相互評価・グループレポート提出
1月11日1限
第9回:機械翻訳・多言語検索の仕組み(3)
グループレポート相互チェック・グループレポート最終版作成
1月11日2限
第10回:機械翻訳・多言語検索の仕組み(4)
グループレポート最終版提出
多言語支援・ホスピタリティーコミュニケーション(1)
提案プレゼン・グループ構成・発表準備
1月18日1限
第11回:機械翻訳・多言語検索の仕組み(4)
多言語支援・ホスピタリティーコミュニケーション(2)
グループ発表・グループレポート提出
1月18日2限
第12回:招聘講師による講演
講師:吉本啓(東北大学・高等教育開発推進センター・教授)
題目:ツリーバンクを使った日本語研究
1月25日1限
第13回:多言語支援・ホスピタリティーコミュニケーション(3)
グループレポート提出相互チェック・グループレポート最終版作成
最終自己発表と相互評価
1月25日2限
第14回:多言語支援・ホスピタリティーコミュニケーション(4)
グループレポート最終版提出
自己発表要旨提出
2月1日1限
第15回:まとめ
講義要項原稿
副題
google はなぜ検索エンジンといしてすぐれているのか?google の限界はどこにあるのか?
授業概要
一切の予備知識を前提としないで人間による言語処理とコンピュータによる言語処理についての理解をを通じて計算言語学について学ぶ入門的な授業である。導入として、日常的に経験する自然言語処理システムにどのようなサービスがあり、それがどのような仕組みでなりたっているのか、母語や外国語の学習と人間の言語処理のモデルとがどのように関連しているか、学生がグループで事例を持ち寄り発表することを通じて考える。引き続き、このようなシステムを構築する上で前提となる言語情報処理の基本的概念・ツール・情報資源について学び、現在の国際情報社会のさまざまな側面について計算言語学的観点から考えるための導入とする。
授業の到達目標
レポートの書き方:
複数のセクションに分かれ、論理的に構成されたレポートを書ける。
情報(内容)・表現の出処を明確に示すことができる。
発表:
論理的に構成された発表資料を作成できる。
情報(内容)・表現の出処を明確に示すことができる。
聞き手の興味・関心を引き付けるように話をすることができる。
グループ活動:
新しいメンバーとすぐに作業分担について相談できる。
助力が必要となった時直ちに助けを求めることができる。
言語情報:
現代社会における言語情報とその処理システムの社会的・経済的意義について認識している。
現代社会における言語情報とその処理システムの計算言語学的意義について認識している。
事前・事後学習の内容
発表準備
学期中2回ないし3回程度グループで発表します。
発表の都度、5時間から10時間程度の準備(事前学習)を想定しています。
発表内容をまとめるにあたって、インターネット上の資料のほか、図書館の図書・学術論文3点程度に言及することが期待されます。
発表用スライドに剽窃・盗用が認められた場合、この授業の成績が不可となるだけでなく、今学期履修しているすべての科目の登録が無効となり、停学などの処分の対象となる場合があります。
発表要旨
学期中2回ないし3回程度行うグループでの発表内容を文書にまとめます。
発表の都度、5時間から10時間程度の作業(事後学習)を想定しています。
発表要旨をまとめるにあたって、インターネット上の資料のほか、図書館の図書・学術論文3点程度に言及することが期待されます。
発表用スライドに剽窃・盗用が認められた場合、この授業の成績が不可となるだけでなく、今学期履修しているすべての科目の登録が無効となり、停学などの処分の対象となる場合があります。
発表要旨は以下の観点から相互チェックされ、相互チェックに基づいて修正版を作成します。
文章の論理構成と段落分け:論理的な構成になっているかどうか
図やグラフの活用:図やグラフを活用してわかりやすい説明を心がけます。他者が作成した図やグラフを利用するときは、他者の作成したものであることを明らかにし、出典を明記します。
自己の主張と他者の引用との書き分け:内容と構成だけでなく、情報(内容)ならびに表現の出処が明確に示されているか、出典について必要な情報を示しているかという点についても評価します。
参考文献の明示と参照:引用の形式が守られていない・第三者のアイデアや表現を無断で借用し、出典を明示していないなど剽窃・盗用と認められた場合、この授業の評価が不可となるだけでなく、今学期のすべての科目履修が無効となり、停学などの処分の対象となる場合があります。
招聘講師による講義のまとめと感想
学期中に2回ほど招聘講師による講義を予定しています。
講義内容のまとめと講義を聞きながら考えたことをA4用紙2ページ程度に整理してます。
1時間から2時間程度の作業(事後学習)を想定しています。
次の週に提出します。
講義内容をまとめるにあたって、インターネット上の資料のほか、図書館の図書・学術論文3点程度に言及することが期待されます。
講義のまとめと感想の提出がない授業がある場合,成績を不可とします。
講義のまとめと感想に剽窃・盗用・他の受講生との使い回しなどが認められた場合、この授業の成績が不可となるだけでなく、今学期履修しているすべての科目の登録が無効となり、停学などの処分の対象となる場合があります。
活動成果報告と相互評価
学期の最後にクラス全体に対して受講者全員が一人ずつ活動成果報告を行い、全員で評価を行います。
発表ならびに発表要旨の作成に、3時間から6時間程度の準備(事前学習)を想定しています。
発表用スライドならびに発表要旨に剽窃・盗用が認められた場合、この授業の成績が不可となるだけでなく、今学期履修しているすべての科目の登録が無効となり、停学などの処分の対象となる場合があります。
授業計画
11月30日1限(第1回):オリエンテーション
11月30日2限(第2回):検索エンジンの仕組み(1)【発表内容提案】
12月07日1限(第3回):検索エンジンの仕組み(2)【グループ発表と相互評価】
12月07日2限(第4回):検索エンジンの仕組み(3)【発表要旨相互チェック】
12月14日1限(第5回):多言語翻訳と観光資源開発(1)【招聘講師による講演】
12月14日2限(第6回):多言語翻訳と観光資源開発(2)【発表内容提案】
12月21日1限(第7回):多言語翻訳と観光資源開発(3)【グループ発表と相互評価】
12月21日2限(第8回):多言語翻訳と観光資源開発(4)【発表要旨相互チェック】
01月11日1限(第9回):SNS と評判分析(1)【招聘講師による講演】
01月11日2限(第10回):SNS と評判分析(2)【発表内容提案】
01月18日1限(第11回):SNS と評判分析(3)【グループ発表と相互評価】
01月18日2限(第12回):SNS と評判分析(4)【発表要旨相互チェック】
01月25日1限(第13回):活動成果報告と相互評価(1)
01月25日2限(第14回):活動成果報告と相互評価(2)
02月01日1限(第15回):まとめ
主に授業で使用される言語
指定なし
教科書
教科書は特に指定しません。
参考文献
参考書は授業中に必要に応じて指示します。
成績評価方法:
割合
評価基準
試験:
0%
試験は行いません。
レポート:
40%
レポートは内容と構成だけでなく、情報(内容)ならびに表現の出処が明確に示されているか、出典について必要な情報を示しているかという点についても評価します。
平常点評価:
30%
授業中の個人による課題遂行状況・宿題などの提出状況に加えてグループ発表への参加度・貢献度などについても評価します。
その他:
30%
授業中の学生間の質疑応答やグループ活動に向けての積極的な態度も重視します。
備考
ゲスト講師の講演も含めて計算言語学の最先端の話題に触れますが、言語学・情報処理などについての予備知識はまったく前提としません。知的好奇心のある学生であれば、誰でも受講できます。
関連URL
担当教員のweb pageのURL:
http://www.f.waseda.jp/harada/index-j.html
この授業用のweb pageのURL:
http://www.f.waseda.jp/harada/courses/2016/gec-compling16-j.html
LinGO Grammar Matrix:
http://www.delph-in.net/matrix/
ParGram:
http://www2.parc.com/isl/groups/nltt/pargram/
形態素解析システム茶筌:
「茶器」公開用ウェブページ:
http://chasen.naist.jp/hiki/ChaKi/
日本語形態素解析システム JUMAN:
http://nlp.kuee.kyoto-u.ac.jp/nl-resource/juman.html
日本語構文解析システム KNP:
http://nlp.kuee.kyoto-u.ac.jp/nl-resource/knp.html