■学部・生活支援工学(春学期)

■学部・ものづくり設計演習A(春学期,複数,オムニバス授業)

■学部・健康福祉計測工学(秋学期前半)

■グローバル・エデュケーションセンター設置科目・障がいの理解と支援(春学期後半)

 
■学部・生きるためのデザイン論(秋学期)

 障害のある人にとっての自立した生活とは何か,その意味について学びます.授業の中では,障害がある人々の生活の様子を紹介した資料映像から,様々な自立の形があることを学びます.また,そこでは多様な価値観が存在することを知ります.自立生活を実現するための条件作りとは何か,支援を必要としている人にどのように接したらいいのかなどを学びます.一方で,障害がある人をゲストとしてお招きし,生の声を聴く機会を設けます.そこでは,「障害は不便ではあるが,決して不幸ではない」ということに気づかされます.そして,彼女ら/彼らから多くの学びがあることを知ります.一方で,障害者自立支援法や機器給付制度の概要と課題について学びます.この授業では,将来,健康福祉分野だけではなく,様々な領域で活躍しようとする人が「当事者に学ぶ」という基本的な姿勢を習得してもらいます.

■学部・生活支援工学(通年)
 翌年の卒業研究につながることを目的に,障害のある人々の生活支援機器の中でも特に情報関連機器やコミュニケーション機器を中心に学びます.演習Ⅰでは,テキスト(詳解 福祉情報技術Ⅰ,Ⅱ)を読み,そこで学んだことや疑問に感じたことを,週ごとに担当者を決めてプレゼンテーションしてもらいます.また,それをもとにディスカッションをします.コンピュータ・アクセシビリティを学ぶにあたっては,パソコンに標準装備された障害のある人に配慮した機能を,体験を通して学びます.演習Ⅱでは,個々人が関心をもったテーマをさらに掘り下げながら調査し,そこで生じた疑問点,改善すべき課題,提案事項などをプレゼンテーションしながら,ゼミ全体で知識や経験を共有します.

■eスクール・バリアフリー環境論(秋学期)
 バリアフリーの基本的な考え方,最近しばしば耳にするユニバーサル・デザインの考え方,さらに両者の違いについて学びます.障害のある人々はバリアフリーにたいしてどのような考え方や感じ取り方をしているのかを学び,バリアフリーの中には光と影の部分があることに気づきます.授業ではフィールドワークを通して,バリアフリーやユニバーサル・デザインの実態を調査し発表・ディスカッションします.さらに,私たちが日々使う道具や設備にも目を向け,観察眼を高めます.授業を通して,障害の有無に関係なく,誰もが安心,便利,快適に使える環境,社会を実現するためには何が大切なのかを習得します.

■eスクール・生活支援工学(通年)
 翌年の卒業研究につながることを目的に,障害のある人々の生活支援機器の中でも特に情報関連機器やコミュニケーション機器を中心に学びます. 演習Ⅰでは,テキスト(詳解 福祉情報技術Ⅰ,Ⅱ)を読み,そこで学んだことや疑問に感じたことを,2週に一回の頻度でレポートを提出していただきます.それをもとにディスカッション,教員からの助言指導を行います. 演習Ⅱでは,個々人が関心をもったテーマを設定,調査計画を立て,実際に調査し,そこで生じた疑問点,改善すべき課題,提案事項などを2週に1回の頻度でレポートしていただきます.それをもとにディスカッション,教員からの助言指導を行います.演習Ⅰ,Ⅱとも,履修学生が複数人の場合は,学生間でディスカッションを行い,知識や経験を共有します.


■大学院・生活支援工学特論(秋学期前半)
 障害のある人と生活支援機器,さらにはそれを支える社会環境などに着目し,障害のある人のQOL(Quality of Life,生活の質)の向上を目指した研究を行うための基礎を身につけます.テーマ設定,先行研究のサーベイ,研究計画の立案と実施,プレゼンテーションとディスカッションを通して研究を進めます.  具体的なテーマとしては,自立生活への動機付けと生活支援機器が果たす役割,生活支援機器供給システムのあり方,障害者用インタフェースの開発とユーザビリティ評価,生活支援機器に関する経験情報の知識化など,広範囲の研究テーマをカバーします.

■大学院・生活支援工学演習Ⅰ
 障がい者・高齢者が安全・安心・快適に,可能な限り自立した生活を過ごすために有用な工学技術について学びます.演習(1)では研究を進めるための基礎を身につけます.前期には,興味あるテーマを複数あげ,ディスカッションを通してテーマを徐々に絞り込みます.次に先行研究の調査,研究計画の立案に取り組みます.後期には,研究計画に基づき研究を実施し,研究レポートを作成します.

■大学院・生活支援工学演習Ⅱ
 「健康福祉支援工学演習(1)」に引き続き,さらに研究を深めます.そして,修士論文を書き上げます.演習は,学生によるプレゼンテーションと教員・学生によるディスカッションを中心に行います.

■大学院・生活支援工学指導(通年)
 障がい者・高齢者が安全・安心・快適に,可能な限り自立した生活を過ごすために有用な工学技術について,工学的な側面のみならず,人の心理面にも着目しながら実践的な研究を行います.各自の研究計画に基づき,研究指導スケジュールを立て,研究計画の実践,論文作成,研究結果の発表まで指導を行います.

このページのトップへ