11th metaPhorest Seminar



チラシはこちら (pdf)

米本昌平先生(科学史家・科学技術社会論,総合研究大学院大学教授)

『現代自然哲学の特異点としてのハンス・ドリーシュ』

日時:2012年7月27日(金)16:00-17:30
場所: 早稲田大学 先端生命医科学センター(TWIns)
50号館 2F共用会議室AB
アクセス:http://www.waseda.jp/advmed/access/index.html
入場無料,事前申し込み不要(予めご一報いただけるとありがたいです...)

生命や生命科学の文化的・歴史的側面に関する研究者やアーティストを招き,(広い意味での)「アートにおける生命表現」や「生命科学の文化史」などに関する研究を紹介するmetaPhorestセミナー。

今回のセミナーでは,著名な科学史家・科学技術社会論研究者の米本昌平先生に,そのライフワークであるハンス・ドリーシュの自然哲学についてお話しいただきます。

ドリーシュはウニの胚発生の研究で知られる発生学者ですが,科学史上の大論争を巻き起こした目的論研究でも知られています。機械論vs目的論の対決の構図が戯画化去れていく中で,ドリーシュの目的論研究は激しい批判,そして忘却されていきます。米本先生は,ドリーシュの生命観の中に,現在でいうところの生命情報理論の萌芽を見てとり,その評価の見直しと,なぜ激しく批判されたかについての科学史研究を行ってきました。その成果は,ドリーシュの『生気論の歴史と理論』の邦訳と解題,大著『時間と生命』などにまとめられています。

システム生物学・合成生物学の台頭を迎えた今,「生命システム」という視座の嚆矢となったドリーシュの思想を改めて反芻すべき時期なのではないでしょうか。今回は,コメンテーターとして,生命論の歴史に詳しい科学史家の林真理さん(工学院大学教授)もお招きし,議論を深めたいと思います。生物学史や生命論の愛好家だけでなく,生物学を学ぶすべての方にお勧めです。

どうぞご来聴ください。


*本講演は,科研費 基盤研究(C)『ポストゲノム時代のバイオメディア・アートの調査研究』の支援を受けています。
連絡先:
岩崎秀雄(metaPhorest,早稲田大学 理工学術院)
hideo-iwasaki (at) waseda.jp
http://www.f.waseda.jp/hideo-iwasaki/

本研究会のページ
http://www.f.waseda.jp/hideo-iwasaki/metaphorest_seminar11.html


【ご注意】TWInsの最寄り駅は,大江戸線若松河田駅です。


第1回(福原志保さん+Georg Tremmelさん(BCL, Biopresence))(2008.1.14)の参考ページはこちら
第2回(滝田順さん)(2008.9.16)の参考ページはこちら
第3回(田中浩也さん)(2008.11.25)の参考ページはこちら
第4回(林真理さん)(2009.1.17)の参考ページはこちら
第5回(Oron Cattsさん)(2009.12.3)の参考ページはこちら
第6回(Joe Davisさん)(2011.9.30)の参考ページはこちら
第7回(Juan Manuel Castroさん)(2012.4.20)の参考ページはこちら
第8回(秋庭史典さん)(2012.6.2)の参考ページはこちら
第9回(Alicia Kingさん)(2012.6.20)の参考ページはこちら
第10回(銅金裕司さん)(2012.7.11)の参考ページはこちら