ドイツの教育制度
Schlsystem in
Deutchland
ドイツと日本の教育は
こんなに違
う。!!
Schulsysteme
in Detschland und Japan
<<ドイツの教育>
>
ドイツで定められている義務教育期間は満6歳から満18歳までの12年間となっている。
このうち9年間が全日制学校で、その後の職業学校は時間制となっている。
具体的な内容については各州の学校法Schulgesetzもしくは義務教育法schulpflichtgesetzなどにより規定される。
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日本では文部科学省が担っている⇒国が規定している
各州によってさまざまな特色がでる(教科書などの一切の教材の無料配布など)。
【第一次教育 Primarbereich】
基礎教育(1-4)
【第二次教育 Sekundarbereich】
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職業コース 進学コース、アカデミックコース
本科学校Hauptschule(5-9) 実科学校Realschule(5-10) ギムナジウムGymnasium(5-
10)
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終了 第10学年まで
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ギムナジウム高学年(11-13)
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アビドュア試験(大学入学試験)
中等教育終了資格Mttlere
Reifeを得る |
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【第三次教育】 専門大学
Fachhochschle
総合大学Universitat
このように考えると、10歳で自分の将来について考えるのは早すぎだと思うかもしれない。
しかし、どちらのコースを選ぶかはおおよそ成績や家庭状況によってというところも大きい。
各コースに進んでしまった後でも、変更はできるので、第二次教育に進むときの選択をあまり重く考える必要はない。
本科学校と実科学校は学ぶことがかなり違うらしく、本科学校の生徒がMttlere Reifeを取得し
最近では、これらのことをすべて含めた総合大学というのもできて、かなり変わってきている。
〔進学コースではギムナジウム(5-10)のあとに高学年のほかに以下のようにも分かれる〕
専門上級学校 Fachoberschule を修了し専門大学入学資格を取得
職業専門学校 Berufsfachschule を修了し職業訓練修了資格を取得
以上のことが基本的な制度であるが、これも州によって変わる。
<<宗教教育>
>
宗教教育は連邦
基本法では正規の科目の一つとなっているが、義務科目ではない。
14歳以上の生徒はこの科目を受けるか否かを自分で決めることができる。
宗派学校、つまり授業全体を特定の宗派に合わせた学校は重要性を失い、
大抵の州では、宗教の授業だけ宗派別に行うキリスト教両派合同制が一般的になっている。
各種団体が経営し、州が助成している私立学校も教育のバラエティーをふやすのに役立っている。
<<幼稚園>>
幼稚園はドイツ
で生まれ、各国がそれにならって広まったものである。
(幼稚園という言葉もドイツ語の「キンダーガルテン」からの訳である)
幼稚園は国や州の施設ではない。
幼稚園教育の子供たちは通常午前中だけ幼稚園にいて、午後は家に帰る。
中には全日制の幼稚園や託児所もある。
幼稚園の通園は任意であり、親は大抵園費を払わなくてはならない。
西部ドイツ約2万4000の幼稚園は市町村、教会、福祉団体、企業、個人が経営し、今日では3歳から6歳までの子供の80%が幼稚園に通っている。
旧東ドイツではほぼ95%の子供が公立の幼稚園に通っていた。
職業を持っている母親の率が高かったため、それに加えて3歳以下の子供のための託児所があった。
<<まとめ>
>
・日本よりも各人の個性や才能が発揮できるようなシステムになっている。
・連邦制を活かした教育制度により、各州によってさまざまな特色がある。