第一次 近代文学 研究と資料  目次一覧

 

『近代文学 研究と資料』1


「セグストーポリ物語」二つの翻訳 ――露伴とおむろ―― 尾形国治
鏡花文学の凋落 ――日露戦争と泉鏡花―― 千葉俊二
小林秀雄に於ける「言葉」の問題 細谷 博
鴎外の写生文 「三田文学」の鴎外 原 邦良
『卍』のテキストについて 千葉俊二
後藤末雄略年譜とその覚書 矢部 彰
「文章倶楽部」を読む 紅野敏郎
大正文壇資料(一) ――「中央文学」の「文壇消息」欄―― 大正八年一月及び二月 無記名
書評 種村季弘『牧野信一 母からの逃走(『国文学』S49・6) 柳沢孝子
あとがき  研究メモ一面 紅野敏郎



『近代文学 研究と資料』2 特集 〈谷崎潤一郎〉

 

谷崎文学における犯罪小説・探偵小説・推理小説の意味
 ――「金と銀」「呪はれた戯曲」のニ系列の作品群を柱に――
中島礼子
谷崎潤一郎の探偵小説・犯罪小説 小倉 斉
『蓼喰ふ虫』序説 ――「心中天の網島」との関連において―― 千葉俊二
谷崎潤一郎の「蓼喰ふ虫」 佐々木寛
「吉野葛」への道 ――谷崎文学における「母恋い物語」の成立―― 寺田恭子
谷崎潤一郎と大衆文学 ――「乱菊物語」「武州公秘話」を中心にして―― 篠永佳代子
資料1 「藤野古白の追懐」文について ――坪内逍遥・島村抱月・五十嵐力・服部嘉香らの―― 紅野敏郎
資料2 有島武郎書簡史の一齣 ――唐沢秀子の一文―― 紅野敏郎
書評 笠原伸夫「『蓼喰ふ虫』の主題」・坂上博一「『蓼喰ふ虫』をめぐって」
 (「近代日本文学」第二十二集 昭五〇・一〇・一)
佐々木寛
後記 紅野敏郎



『近代文学 研究と資料』3

 

「其面影」女性造型をめぐって 柴田多紀子
『鶉籠』論の前提 酒井英行
有島武郎の留学体験 ――その「自然」をめぐって 山田俊治
横光利一の初期作品における志賀直哉の影響をめぐって C・J・ブロケット
「日輪」とその周辺 ――横光の〈思考〉と〈文体〉 中川満須美
横光利一『上海』論 ――過渡の相貌―― 高柴慎治
初期牧野信一 ――自意識の問題をめぐって―― 柳沢孝子
黒島伝治文学の或る側面 ――『武装せる市街』を中心に―― 榎本 潔
資料1 堀江保蔵の「有島武の経済策論」について ――有島研究史の一齣―― 紅野敏郎
資料2 「日本演劇」の『或る女』小特集 紅野敏郎
資料3 『急進』誌上での大庭柯公への発言 ――『急進』大正十四年二月・第19号―― 紅野敏郎
後記 紅野敏郎



『近代文学 研究と資料』4  特集〈一九一〇年前後の文学(1)〉

 

「竹の木戸」再考 ――お源の視座から――― 小仲信孝
国木田独歩の自然=生命=人間観 ――とくに、「悪魔」を中心として―― 中島礼子
『新世帯』を読む ――〈立志〉幻想のゆくえ―― 高橋敏雄
「かんかん虫」 ――第二稿と定稿について―― 中川満寿美
谷崎潤一郎対談座談一覧 千葉俊二
資料 稲垣達郎編集の雑誌「演劇」細目 紅野敏郎
後記 紅野敏郎



『近代文学 研究と資料』5  特集〈一九一〇年前後の文学(2) 〉

 

『野分』覚書 ――「解脱と拘泥」をめぐって―― 鳥居明久
『煤煙』と初出「煤烟」 長島裕子
『地獄の花』論 ――〈思想的処女性〉を追って―― 細谷 博
「新帰朝者日記」 佐々木寛
正宗白鳥伝の発端 磯 佳和
『道程』論 小泉淑子
「ひょつとこ」論 ――個の風貌―― 篠永佳代子
永栄啓伸氏の『谷崎潤一郎研究のために』に触れて 千葉俊二
資料 美術雑誌「LS」について 紅野敏郎
書評 池内紀『天狗洞食客気』 柳沢孝子
後記 紅野敏郎



『近代文学 研究と資料』6  特集〈『破戒』研究 〉

 

『破戒』論 ――第十三章の意味と丑松の方法―― 佐久間保明
二枚の口絵 ――『破戒』について 斉藤英雄
「告白」における高柳のもつ意味 ――真の「覚醒」はあったのか―― 井川 拓
『破戒』と告白の疑念 ――『罪と罰』と『告白』 青山 健
猪子蓮太郎の造形をめぐって ――同時代評から―― 鯉沼信貴
「心猿」の変貌 ――「旧主人」から『破戒』へ 金子道代
『水彩画家』から『破戒』へ ――〈嫉妬〉にそくして―― 箕輪武雄
『欺かざるの記』にみるカーライル 中島礼子
「ほとゝぎす」の日記募集と漱石の「倫敦消息」について 長島裕子
伊藤整と広津和郎 ――『小説の方法』の一側面―― 高柴慎治
書評 伴悦著『岩野泡鳴論』 高橋敏夫
演劇・文芸雑誌「黒猫」について 紅野敏郎
『近代文学 研究と資料』目次(第一集―第三集)
「あとがき」「関良一氏を偲ぶ」 紅野敏郎



『近代文学 研究と資料』8   谷崎潤一郎 特集T

 

『刺青』以前の潤一郎 半田久喜
ある論争 ――『刺青』成立過程の一側面―― 箕輪武雄
谷崎潤一郎「羹」論 ――その構想と中絶をめぐって―― 小熊牧久
『神童』の作意について 岩切敬一
「過酸化マンガン水の夢」について 加藤哲男
〈老い〉と作品 ――『鍵』を中心に―― 松本俊宏
『夢の浮橋』から『瘋癲老人日記』へ
 ――ねぬなはに胚胎する世界から仏足石に収斂する世界へ――
井川拓
あとがき 紅野敏郎



『近代文学 研究と資料』9   谷崎潤一郎 特集U

 

漱石と潤一郎 斉藤英雄
『瘋癲老人日記』と『眠れる美女』 ――死とエロティシズムの文学 青山 健
『蓼喰ふ蟲』の一側面 ――谷崎の推理怪奇小説を軸として―― 佐久間保明
「蓼喰ふ蟲」覚え書 ――その立地条件と支柱と 鯉沼信貴
『蓼喰ふ蟲』ノート ――淡路の場を中心にして―― 桜井 弘
「吉野葛」二面観 ――《別格小説》という呼称―― 田沢基久
「吉野葛」の世界 大橋毅彦
大正期谷崎潤一郎・「母」の問題をめぐって ――母の死以降―― 金子道代
あとがき 紅野敏郎



『近代文学 研究と資料』10

 

広津和郎論 ――その現実認識を軸として、「揺れ」に着目しつつ―― 金澤 大
芥川文学形成期の一問題 ――ウィリアム・モリス体験をめぐって―― 篠永佳代子
雅川滉(成瀬正勝)・深田久弥・手塚富雄ら「新思潮」(第九次)
メンバーによる「芥川龍之介」追悼特集(昭和二年九月号)
紅野敏郎
有馬幸子「有島武郎と私の生涯」について 山田俊治
福村忠夫「『正宗白鳥全集』全作品年表補遺」をめぐる感想 佐久間保明
「心象風景」正続についての覚え書 柳澤孝子
『東京遊学案内』雑記――明治二十四、五、九年版 磯 佳和
新刊紹介 山田博光『国木田独歩論考』 中島禮子
豊島与志雄著作目録補遺 國松春紀
あとがき 紅野敏郎



『近代文学 研究と資料』11   特集 「朝日文芸欄」を視座として

 

「朝日文芸欄」の周囲 ――明治四十二年の新聞界―― 高橋世織
安倍能成の批評原理 紅野謙介
阿部次郎 ――批評主体形成の軌跡―― 金井景子
小宮豊隆の新劇批評 ――印象批評の論理―― 篠崎秀樹
魚住折蘆 丸山宏之
漱石の「文学」論 ――その前提として―― 島崎市誠



『近代文学 研究と資料』12   特集 「朝日文芸欄」を視座として

 

「薩摩汁」の愚禿 高橋広満
桐生悠々の思想 ――「朝日文芸欄」を中心に―― 遠矢龍之介
森田草平、その文芸時評のゆくえ ――「微光」及び「泥人形」評をもとに―― 大橋毅彦
「朝日文芸欄」と耽美派 ――明治四十三年の荷風評、その周辺―― 前田真理
明治四十年代アンドレーエフ受容の一様相 広瀬朱実
資料紹介 文藝を尊敬せよ ホトゝギス問題につき森鴎外氏の所説 岩佐しのぶ
資料紹介 『国民雑誌』の漱石全集逸文 山田俊治
あとがき 竹盛天雄

 


 

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