2004年度 よむよむ座 第二回
 
寺山修司作・戯曲『毛皮のマリー』

パフォーマーと演目の解説



者紹介:
伊地知ナナコ、酒井和哉ほか、劇団サッカリンサーカスのみなさん

劇団サッカリンサーカスは1996年に旗揚げされ、今年で10年目を迎える。
ストレートプレイとミュージカルのあわいを爆走する、独自の境地は、他に追随を許さない。
主宰で脚本・演出を担当する伊地知ナナコは古今東西の古典戯曲にも造詣が深く、毎年二本以上の新作に加えて、古典作品の演出にも取り組んでいる。

サッカリンサーカス公式ホームページ
http://www.h3.dion.ne.jp/~saccarin/

演目紹介:
寺山修司作・戯曲『毛皮のマリー』

1967年9月初演。男娼・毛皮のマリーは、一人息子と、不思議な館に棲んでいた。そこへある日、美少女が迷い込み、その日から館の中では、一つまた一つと歯車が狂いはじめる……
寺山修司が美輪明宏のために書き下ろした戯曲である。
2001年3月から6月にかけて、美輪明宏の演出で、ミッチー(及川光博)が息子を演じたバージョンが東京を皮きりに全国上演されたことでも話題となった。ちなみに、寺山> 修司の実験劇団『天井桟敷』は、第一回が『青森県のせむし男』(1967・4)、第二回『大山デブ子の犯罪』(同・6)、第三回『毛皮のマリー』(同・9)、第四回『花札伝奇綺』(同・11)と、同じ年に立て続けに名作4本を矢継ぎ早に上演し ている。

今回、お届けする『毛皮のマリー』は、こうした寺山修司の戯曲の才能が、あますところなく弾けた一編です。

なお、今回演じていただく『毛皮のマリー』は、2004年6月22日(火)19:00にザムザ阿佐ヶ谷にて上演予定。
寺山修司でも、美輪明宏でもない、伊地知ナナコ演出の企みとは――観てのお楽しみです!