Floating Zone炉(FZ炉)65号館


+ 使用目的
 FZ(フローティングゾーン)法にて単結晶試料の作成を行う。
フローティングゾーン法とは以下に示す様に

ハロゲンランプからの光を回転楕円体ミラーによって集光し、
多結晶で作った試料棒の一部を高温にして融かし、
徐々にミラーを移動させ、
融けている部分をゆっくり冷やしていくことで大きな単結晶に変化させる方法である。
 単結晶の成長速度であるミラーの移動速度は、
物質によって最適な値があり、
早く作るもので1時間数センチから、ゆっくり作るもので一日数ミリまで様々である。
+ 構成
 FZ炉
 冷却システム
 ガス(酸素、アルゴン水素、アルゴン)
+ 使用頻度
 週2〜3
+ 特徴
 みんなよく使う装置です。
 棒がくるくる回っています。

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