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音声対話による視覚障害者支援 |
視覚障害者にとって、Webに代表される現在の文字・画像中心のコンピュータ環境は望ましいものではありません。音声合成技術を使って文字を声で読み上げたり、視覚情報を3次元の音響情報で表現したりする支援技術が実際に利用されて効果を上げています。本研究は、こうした技術の適用範囲をさらに広げるために、あたかも横に人がついて対話的に支援してくれるようなインタフェースの実現を目指しています。 |
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音声対話インタフェースの評価指標 |
音声対話インタフェースをどのように作れば快適になるのかということは案外明確ではありません。それにはまずどのような評価指標があるかを明らかにする必要があります。どんな対話が喜ばれるのか、それは対話の参加者と第三者では異なるのか、などをいろいろな対話を評価することで明確にしようとしています。 |
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ペットロボットによる感情理解と表出 |
ペットロボットに感情を理解させ、また相手の感情に合わせた表出をさせようとする研究です。飼い慣らしたペットに飼い主の感情が伝わることがあるように、ペットロボットにもそのようなことができればより「癒し」の存在になるのではないでしょうか。SONYのAIBOをプラットフォームにします。 |
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eラーニングのユーザインタフェース |
人間科学部ではインターネットを介したe-learningの課程「eスクール」を開設しています。大学教育のe-learningでは、遠隔にいる大勢の学生・教員が議論をする場が必要ですが、単純な電子掲示板では実世界の議論にとてもかないません。学生・教員が議論する場にふさわしい、ユーザインタフェースを設ける必要があります。eスクールは遠隔地の人や社会人だけのものではなく、教育の新しい形です。ここでの研究成果が実システムに反映されていきます。 |
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音声言語メディアヒューマンインタフェース |
音声言語をメディアとするヒューマンインタフェースへの期待が高まっています。今後、そのようなヒューマンインタフェースを開発・研究する際、まず音声言語メディアの特性をおさえておく必要があります。そのうえで、音声言語メディアの特性を充分に活かした次世代のヒューマンインタフェースを模索します。音声インタフェース評価マニュアルを作成しました(2009/03)。 |