Wiki2TeX

 

早稲田大学 人間科学部 菊池英明
 

(2005/12/10) 公開

 

動機

CSJ報告書の作成にあたり、公開性の観点からWikiで文書を作成し、それを元にして、詳細すぎる部分を除いたTeX原稿を作成しようと考えた。それにともなってWikiからTeXへの変換環境を構築した。

参考

  wikiで論文作成?

    SmartDoc

    PukiWiki文書をSmartDoc文書へ変換

    PukiWiki/関連ツール

    SmartDoc変換

 

0. SmartDocのインストール

 

こちらからダウンロードしてインストール。

1. SmartDoc変換プラグインのインストール

まず、PukiWikiのSmartDoc変換プラグイン(smartdoc.inc.php)をダウンロード(最下部に添付ファイルあり)。

 

ダウンロードしたプラグインファイルをPukiWikiを設置したディレクトリ内のpluginディレクトリにコピー。

 

続いてskinディレクトリ内のファイル"pukiwiki.skin.ja.php"内に以下の記述を追加。

<a href="<?php echo "$script?plugin=smartdoc&amp;page=$r_page" ?>">SmartDoc</a>

これでPukiWikiを開くと"SmartDoc"の文字が現れ、クリックするとそのWikiがSmartDocに変換されたものが表示される。

 

右クリックしてファイルとして保存すれば(拡張子は".sdoc")、SmartDocで利用可能になる。

2. WikiからSmartDocファイルへの変換

Wikiを開いて右クリックしてファイルとして保存すれば(拡張子は".sdoc")、SmartDocで利用可能になる。

3. SmartDocの利用

コマンドプロンプトを起動して以下のコマンドを実行。

c:\> sdoc  -format:latex2e  ファイル名.sdoc

 

[K-lab] c:\> /usr/local/bin/sdoc -format:latex2e  ファイル名.sdoc

これによりファイル名.texというTeXファイルが出来上がる


 

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