言語学 I シラバス


概要・目標

この授業では音響音声学を主に扱います。指定教科書に従い、この分野を構成 する様々な基礎的概念やこれまでの主な研究成果を学習します。また、PCを用 いて適宜デモンストレーションを行ったり、みなさん自身による実習を行いま す。音声についての知見を深めることは、日常的にも「聞き取りやすい発音」 「うまい話し方」「外国語の発音の上達」などに役立つでしょう。

授業計画

教科書の目次に従って順次進んでいきます。
  1. 音声音響学の研究とは
  2. 音声生成の音響理論
  3. 音声の音響分析とは
  4. 現代の分析技術
  5. 母音・二重母音の音響特性
  6. 子音の音響特性
  7. 文脈や話者が及ぼす音響効果
  8. 音声合成
毎週の授業の概要や宿題は以下のWeek nをクリックして授業ノートのペー ジを見てください。
Week 1 (4/14): 授業概要説明
Week 2 (4/21)
Week 3 (4/28)
Week 4 (5/12)
Week 5 (5/19)
Week 6 (5/26)
Week 7 (6/2)
Week 8 (6/9)
Week 9 (6/16)
Week 10 (6/23)
Week 11 (6/30)
Week 12 (7/7)
Week 13 (7/14)

成績評価法

中間および期末の試験(take home examの場合もあり)による。授業回数の2/3 以上の出席が試験を受験する条件となるが、出席回数そのものは成績には関係 しない。試験の点数を基礎点とし、授業に対する貢献度(優れた発表、鋭い質 問など)と妨害度(宿題をしてこなかったことが発覚、著しい居眠りなど)を 1件につき1ポイント加減して成績を決定する。したがって、成績の算出は以下 の式による。

G=(0.5p+0.5q)(100+r-s)

テキスト

author = {レイ・D・ケント/チャールズ・リード},
translator = {荒井 隆行 ほか},
title = {音声の音響分析},
year = 1996,
publisher = {海文堂},
入手方法:生協

備考