早稲田大学政治経済学部砂岡研究室「砂岡和子家頁」

コーパス利用の教材開発

中国語動詞補語用法オンライン辞書2009年7月公開2万項目突破An Online Dictionary for Current Usage of Chinese Verb-Resultative Compound

北京大学漢語語言学研究中心との共同プロジェクト。2008年度早稲田大学総合研究機構ことばの科学研究所、2009年度日本学術振興会科学研究費補助金 (研究成果公開促進費:代表者砂岡和子:課題番号218075)、東京外国語大学総合国際学研究院望月圭子研究室の支援により構築。

中国語動詞補語用法オンライン辞書概要[中国語][日本語][PPT]

:利用規定[日本語][中国語〕    検索の流れ[日中英語]   検索マニュアル

構築期間 第一期 2006年-2010年[WorkReport] 第二期 2011年-

作成者  早稲田大学政治経済学部砂岡、北京大学中文系詹衛東 、北京大学信息科学技術学院計算語言学研究所 、早稲田大学総合研究機構ことばの科学研究所 (第二期以降)東京外国語大学総合国際学研究院望月圭子研究室

中国語語法研究[代表:詹衛東(北京大学)]と教育専門家集団[代表:砂岡和子(早稲田大学)]により、中国語補語動詞の語義特性を丹念かつ正確に記述したオンライン辞書を構築する。従来、中国語補語動詞はその結合の特殊性と複雑さから、定性研究の暗礁地帯であった。本辞書は中国語動詞(形容詞を含む)と補語成分の結合頻度を、大規模コーパスやインターネット言語資源を検索統計処理して抽出後、動詞結合価理論に則り補語動詞の語義特性( semantic role)について個別に記述を加える。中国語補語動詞は個々の結合特性が強く、文法規則による記述だけでは言語運用の実態を反映できないためである。オンライン辞書は既存の辞書が登録困難な生きた中国語補語動詞の諸相を、その出現頻度情報とともに自在に検索でき、中国語学習や研究に有効な情報を提供できるばかりか、中国語自然言語処理の基礎データベースになると期待できる。

入力予定レコード数  それぞれ中国語主幹動詞約 2000件につき、平均20件の補語句が派生するため、完成時の登録総数は約4万件を予定する。構築第一期の平成21年7月時点ですでに20,110件の基本データ入力を終了。内容は①主幹動詞の語義、②動詞補語の例文各3種、③補語の語義特性の記述を含む。オンライン辞書としての検索機能も充実度を増し、主幹動詞、補語の漢字検索はもちろん、字数、ピンイン、補語類型、出現頻度などを組み合わせたOR検索機能も備えている[検索画面]。中国語動詞補語用法オンライン辞書

構築第二期以降、中国語補語句と例文に日本語訳を付け、さらに検索の利便性を向上させ、マルチリンガル・オンライン辞書としてインターネット上で継続公開してゆく。

北京大学現代漢語語料庫および本中国語動詞補語辞書利用の新着論文

詹卫东2010 复合事件的语义结构与现代汉语述结式的成立条件分析 

王秋萍2009 基于概念结构理论的汉语完结类虚化结果补语研究——以“完、好、成”为例

覃士娟2009 程度副词修饰述补结构的统计调查及条件研究

本Web中国語動詞補語辞典使用感想2010年10月