映像玩具

 

覗き眼鏡、覗きからくり、ピープショー


英語でピープショー、ピープボックスと呼ばれる各種の装置で、大型のものからキーホルダーのようなごく小さいものまで多種多様。多くは遠近法を用いた風景画が入れてある。


日本では「覗きからくり」として江戸時代に流行した。

フリップブック


連続して変化する写真やイラストを束にしたフリップブック(パラパラマンガ。 今もアニメーターたちはこれを作って動きをチェックする)、それを卓上型にしたキノーラ、コインを入れると1本の動画が見られるミュートスコープなどがある。

立体写真を連続的に見る装置もあった。

マイブリッジの連続写真、リュミエールの最初の映画、CGなど、いろいろなフリップブック(右写真)


動画装置


ゾートロープ、フェナキスティスコープ、プラクシノスキープなど。

プラクシノスコープを多人数で見られるように改良し、 マジック・ランタンを組み合わせたエミール・レイノーのテアトル・オプティークは、実質上の映画だった。

これは現在、復元されてパリのレ・アルにあるMuseeGrevinに設置されている。


右のゾートロープは1920年代頃のもの。

日本の光学玩具


多田敏捷編集の「おもちゃ博物館」( 京都書院発行、 全24巻)は、日本のおもちゃを広範に収集した貴重な資料であり、第17巻に江戸時代から昭和初期までの光学玩具が紹介されている。(現在は絶版)

これらの光学玩具は現在、兵庫県立歴史博物館の入江コレクションに収められており、カタログも出版されている。

1800年頃、ドイツ。

馬車で町や村を回って覗きからくりを

興行している光景