2003年4月に「次世代映像文化の人材育成」を目的に開校した早稲田川口芸術学校はこれまで、百数名の卒業生を輩出し、その多くは放送、アニメーション、CGなどのコンテンツ制作会社や映画の撮影現場で活躍しています。さまざまな映像祭で受賞・ノミネートされた作品も数多くあります。 私たちにとっては、どれも重要な要素ですが、このサイトは、3と4を担う「映像ジャーナリズム」系の授業やプロジェクトの成果を中心に構成されています。すべてのプロジェクトは、「街へ出る」「地域を知る」「地域でコミュニケーションを創る」の3つのキーワードを学習目標に掲げています。映像制作者として自立するためには、技術力だけでなく、知識を蓄積し、クリティカルに物事を考えることが必要です。「映像ジャーナリズム」系の授業では、メディアをクリティカルに読み解き、主体的にメディアを選択する能力「メディア・リテラシー」を採り入れています。昨今、制作者としての倫理観が問われる不祥事が相次いでいますが、映像制作者にも「送り手」という立場だけでなく、一人の市民としてメディアを振り返り、冷徹に見つめる視点が欠かせません。 「Action! 映像メディアを学ぶ」はまだ発展途上です。今後の学校の展開および次世代映像の動きに連動し、進化し続けます。 |
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