早稲田大学 先進理工学部 応用物理学科

溝川研究室

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メンバー:

教授    溝川 貴司     mizokawa at waseda.jp

D3       大槻 太      ootsuki at issp.u-tokyo.ac.jp

D2       杉本 拓也     sugimoto at issp.u-tokyo.ac.jp

D1       野田 智博     noda at issp.u-tokyo.ac.jp

M2      澤田 慶         sawada at issp.u-tokyo.ac.jp

M2      小宮山 潤     komiyama at issp.u-tokyo.ac.jp

M2      高橋 雅也     takahashi at issp.u-tokyo.ac.jp

M2      千葉 優         chiba at issp.u-tokyo.ac.jp

B4       岩崎 駿

B4       榎本 寛昭

B4       岡本 陽平

B4       吉野 翼

B4       山本 健登

 

 

 

連絡先:東京都新宿区大久保3−4−1

早稲田大学西早稲田キャンパス55号館N309A

 

 

講義、論文リスト詳しい研究内容

 

研究内容:

真空中で固体に真空紫外線や軟X線を照射すると光電子が放出される。

この光電子の運動エネルギーと運動量を測定することにより,固体中や

固体表面で電子が占めている状態を調べることができる(光電子分光法)。

逆に,電子線を固体に照射して放出される光のエネルギーを測定すること

により,電子に占められていない状態の情報が得られる(逆光電子分光法)。

当研究室では,より高いエネルギー分解能を目指して,逆光電子分光法の

開発を行っている。そして,この光電子・逆光電子分光法を手段として,

固体中・固体表面を舞台として電子の織り成す多彩な現象,その電子状態の

観測を行っている。主な研究対象は,強磁性や超伝導,金属絶縁体転移などの

面白い物性を示す遷移金属化合物(d電子系),希土類化合物(f電子系)である。

これらの化合物では,dあるいはf電子の電荷・スピン・軌道という自由度が,

固体の格子歪みと複雑な相関を持ち,その多様な磁気的,電気的性質の発現を

担っている。これらの化合物の電子状態を調べ,その物性との関係を解明する

ことを目的として,上記の実験的手法と電子間相互作用や電子格子相互作用を

取り扱うモデル計算などの理論的手法を用いて研究を進めている。また,

遷移金属,希土類化合物の表面や界面においてdあるいはf電子がどのように

振舞うのか,その複雑な電子状態が光照射などの外部からの擾乱に対して

どのような応答を示すのか,を探索する研究を進めている。

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図:高エネルギー分解能逆光電子分光装置の原理図