APCChE-UNIDO特別シンポジウム

日本語英語

第18回アジア太平洋化学工学連合会議(APCChE 2019)が札幌にて9月23日から27日まで開催されます。それに伴い、課題解決型学問である化学工学の持続可能な開発目標 (Sustainable Development Goals: SDGs)に対する新たな試みを支援すべく、9月24日にAPCChEと国連工業開発機関(UNIDO)の共催にて化学工学とSDGsについて考え学ぶ特別シンポジウムを開催します。
化学工学は、どのような対象もーつのシステムとしてとらえ、そのシステムを幾つかの要素に分けて解決することから、方法論の学問とも呼ばれています。従来の化学工業だけでなく、鉄鋼関連分野や公害対策など地球環境技術の分野で大きな貢献を果たしてきました。地球温暖化の悪影響が実際に現れ始めた昨今、化学工学の科学的論理に基づきつつもアジア太平洋地域での課題解決に向けた大胆な行動が必要になっています。化学工学がSDGsの実現という社会的な課題に対してどのように貢献できるのか、またその重要性を訴える札幌宣言はどのような内容にするべきなのか札幌市の企業も含む民間セクターや一般の方の意見も踏まえながら議論をする場を設けました。
午後に参加型でのワークショップも開催する予定です。日本語だけでも参加できますので、SDGsに興味はあるがどんな内容かもっと知りたいという方も、一般参加者の聴講も大歓迎ですので、ぜひお誘いあわせの上ご参加ください。チラシもご覧ください。

日時

2019年9月24日(火) 10:30-17:00

場所

札幌コンベンションセンター(会場へのアクセスはこちらをご参照ください。)

参加費

無料 (一般公開*)
*Student Program, APCChE-UNIDO Special Symposium, SDGs Forumは一般公開のため参加無料です。日英の同時通訳が行われます。
それ以外のセッションの参加・聴講には参加登録費が必要です。

登録

当日参加申し込みも可能ですが、会場の準備の都合上、こちらのページより事前に参加申し込みをしていただければ幸いです。

関連企画のStudent Program(9月23日開催)SDGs Forum(9月27日開催)もご覧ください。

プログラム(暫定版)

10:30-12:00 セッション1:化学工学が持続可能な開発目標にどう貢献できるか?
司会・進行:田中加奈子(科学技術振興機構・低炭素社会戦略センター)
10:30–10:40開会の辞
安永裕幸氏(国際連合工業開発機関(UNIDO東京)
秋元克広氏(札幌市)札幌市長ビデオメッセージ
10:40-11:05 基調講演「開発途上国における技術移転とSDGs実現へのUNIDOの活動」
飯野福哉(UNIDO)
11:05-11:15 9月23日開催の学生プログラムのまとめ
学生プログラムの紹介
受賞者および学生幹事からの挨拶
11:15–11:45 基調講演「持続可能な開発を実現するための多様な化学工学を目指した次世代への提言」
朱兵氏(清華大学)
11:45–12:00 一般講演「SDGに基づくCDIOアプローチによるSanto Tomas大学フィリピンマニラ校における化学工学の学部教育のマッピング」 (CDIO:考え出す、設計する、実行する、操作する)
Evelyn Reyes Laurito氏(サントトーマス大学)
12:00-13:30昼休み
13:30-15:00 セッション2:産業界と政府機関の持続可能な開発指標に向けた活動
司会・進行:山本光夫(東京大学)
13:30–13:45 招待講演「日本と札幌におけるSDGs達成に向けた動向と取組」
佐竹輝洋氏(札幌市)
13:45–14:00 招待講演「SDGsに向けた化学工学の挑戦」
平尾雅彦氏(東京大学)
14:00–14:20 日本の中小企業のSDGsに向けた実践
「排水処理によるSDGsへの日之出産業の貢献」藤田香氏、Mahomadou Toure氏(日之出産業
「海洋プラスチックごみをどう取り組むか?~自己完結型プラゴミから創エネルギー~」相馬嵩央氏(エルコム
「水銀廃棄物の持続可能な管理」市橋豊氏(野村興産
「あなたも3日で環境保全型洗剤の製造メーカーに!」今村一明氏(オールドフェイスフル・ジャパン
14:20–14:40 参加型ワークショップ
アイスブレーク
14:40–15:00 グループ分けとテーマ決め
各グループごとに、産業界、政府機関、学術界、NGO/市民の異なる所属の方々が混ざるように10名程度となるようにする。
各グループが以下のトピックから一つテーマを選び、紙に書いてからコーヒーブレークに入る。
1. 化学工学を通してどうSDGsに貢献するか?
2. グループのメンバーが取り組む研究テーマをリストにして、各研究テーマがどのSDGsに貢献できるか提言する。
3. セッション2で各企業が発表されたテーマから一つ選ぶ。
4. 大規模の太陽光発電施設が20年後に寿命を迎えるときに何が起きるか?そのときにどう備えるか?
5. 独自のテーマを選ぶ
15:00-15:30 コーヒーブレーク(この休憩中にグループディスカッションを始めてください)
15:30-17:00 セッション3:SDGs実現に向けた行動とパートナーシップ
司会進行:飯野福哉(UNIDO)
15:30–16:15 グループワーク
議論の結果はまとめて、化学工学会が発表する札幌宣言のアネックスとして追記する予定です。
16:15-16:30 各グループからの発表
16:30-17:00 参加型ワークショップのまとめ
パネルディスカッション(モデレーター:安永裕幸氏(UNIDO東京))
シンポジウム閉会の辞


参考:化学工学とSDGs・参加型ワークショップ(Mar. 7, 2019)
詳細はこちらから。


問合せ先

noda(at)waseda.jp (atを@に変えてください)

オーガナイザー

野田優(早稲田大学), 飯野福哉(UNIDO), 山本光夫(東京大学), Bing Zhu (清華大), 田中加奈子(JST/LCS)


APCChE 2019オフィシャルページはこちら(英語)