●超臨界圧軽水冷却原子炉●


・超臨界とは何でしょう?

 水は臨界点の22.1MPa以上に加圧すると沸騰現象がなくなり、密度が連続的に変化します。 現在実用中の軽水炉は亜臨界圧(BWRは7.2MBa、PWRは15.5MPa)なので蒸気を水と分離 してタービンに送る必要があります。超臨界状態では気液の分離が必要ないので、原子炉で 加熱した冷却水で直接タービンを駆動して発電できます。システムの簡素化、コンパクト化、高効率化が可能です。
 超臨界圧炉は軽水炉の発展型ですが少し違うので軽水炉の勉強をしつつ自らの 頭で考えて設計研究を進める必要があり、発電用原子炉や安全性の考え方を根本から理解するこ とかできます。よね?
 将来原子力発電分野で活躍したいと考えている人には最適な研究テーマです。
炉心のみならず安全系やプラント全体を扱います。世界が我々の研究に注目しています。なお原子炉設計工学部門の過去の研究テーマは発電用原子炉のみならず広く核融合炉から医療用原子炉にまでわたっています。
 原子力工学を知らなくても、熱流動工学、数値解析等の基礎を勉強すれば研究することができます。



◎超臨界圧軽水冷却炉の概念設計研究