ご挨拶
2018年の3月を迎え、いつもスタイルでの研究室レポートをどうするかを考えたが、本間先生、門間先生と組んでのレポートはこのあたりでお別れして、気楽に卒業生と関連分野の皆様に逢研究室WEBスタイルでレポートをまとめ上げることとした。
卒業生で活躍されている何人かからは「先生、レポートでの最新報告は出さないのですか。」と聞かれるので、まだ大学で研究活動を行っているので、このスタイルがいいかと思っている。
2016年3月末にて早稲田大学の教授を定年で退いたが、本学における特任研究教授第1号という新しいポジションを得て、研究開発を続けている。
電池ビル(正式にはスマートエナジーシステム・イノベーションセンター)を中心に活動しており、2017年度は外部からの招待講演等が多くてかなり忙しくしている日常であった。
また、蓄電池の大きな変わり目の年と言えるEV化の波が押し寄せ、中国のEV化を津田教授と見て回って、今後の研究戦略の詰めを考えさせられた年でもある。
最近の研究開発哲学としては、日本の産業に貢献する科学技術を推し進めたい。
特に、学を基点として、日本のみならず世界に技術を発信できる拠点化の地盤を創りあげたいと願っている。
2018年4月吉日