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韓国研修旅行

西村達樹    

 

12月22日、午後8時半成田空港発の飛行機に乗り、韓国へとむかった。今回の韓国研修は22日から3拍4日、すなわちクリスマスを韓国で過ごすことになる。

 11時半頃、韓国の空港に到着し、バスで宿泊先へ。先生から聞いていたとおり、韓国は異様な寒さだった。車内から町並みを見ようと思っても、その寒さのせいか、窓が少し凍っていてまともにみることができなかった。1時間半あまりバスに乗り、ホテルに到着。荷物を置いてすぐに、先生の友人の石井さんに連れられて、南大門へむかった。ホテルをでたのが午前2時。そのわりに車は当たり前のようにいっぱい走っているし、南大門に近づくにつれて、街の雰囲気も賑やかになっていった。日本では、たいてい昼に活動して夜に休むイメージだが、どうやら韓国は関係ないらしい。夜働く人は、仕事が終わる午前2時3時ごろにカルビを食べまくる、というのを聞いて、そのすさまじい韓国人の生活力に驚いた…と言いつつも、その日は自分たちもビールと焼酎を大量にあけ、大量に韓国料理を食べた。注文した料理がすべて出終わるまで、箸を持った手は止まることはなかった。要するに、韓国料理めっちゃうますぎ!!特に、この日は食べなかったが、カルビタンと活きたタコの踊り食いは最高においしかった。日本に帰っても、毎日食べるものは韓国料理でもいい!と思ったぐらいだった。

 2日目、迎えに来てくれた人の車に乗って約1時間後、ヨギン体育大学に到着した。ヨギン大学は、早稲田大学の所沢キャンパスのような街から少し離れたところにあったが、大学内はとんでもなく広かった。サッカー場はもちろん、野球場、ゴルフ場もあった。サッカー場は芝生が敷き詰められていて、そこではちょうど相撲部やテコンドー部が筋力トレーニングを行なっていた。団体でトレーニングしていたが、なんだかよくわからないけれどその光景を見ただけで、日本でみる練習の光景とは少し違うものを感じた。なんとゆうか、わきあいあいではなくて黙々と、というか…。たまたま見た練習の光景がそうだっただけかもしれないな、とそのときは思った。そして体育館の中に案内されると、いろんな部をみてまわった。そのなかには日本では聞いたことのない格闘技の部がいくつもあり、練習しているところをみせてもらった。やっぱりここでもその光景が少し異様な感じがした。そしてそれが、大学内を見学していく中で、上下関係の厳しさの違いなのかな、と思うようになってきた。自分たちはリム先生という体育大学の教授に連れられていろんな部をみてまわったが、リム先生とすれ違った学生は一度立ち止まって礼をしていく。やっぱり日本に比べて韓国はだいぶ練習する環境も違うようだった。トレーニング設備はすごく充実しているし、ひとつひとつの部の練習場は広いし、環境は充分に整えてあげてるのだからあとはしっかり練習してください、みたいな感じだった。見学が終わると、リム先生とそのゼミの人たちと昼食を食べた。昼時だというのに骨付きカルビがどんどん運ばれてくる。めっちゃうまかった。隣で先生がケジャンという激辛のカニに苦戦していた。食べてみると、この世のものとは思えないような辛さだった。誠治もカニの辛さにやられていた。ゼミ生、韓国でケジャンに苦戦。リム先生のゼミの人たちは韓国語しかわからなかったので、とりあえずサランヘヨを無駄に言いまくればウケがとれるかなと思ったけど、期待していたリアクションは返ってこなかった。どうやら、韓国人は笑いのつぼも違うようだ。

昼食を食べ終えると、今度は車に乗って博物館へ行った。途中でキム・テウウという人も合流した。テウウは、留学で早稲田大学に1年間いたらしい。そして義務で兵役で2年間過ごしたらしい。ここでも、文化の違いが感じられた。自分がもし義務で兵役のある国にいたら…想像もつかなかった。だからただ単純に、テウウってすげえ、と思った。夏休みに日本に来たときにフェンシング場に顔をだすっていってたけど、覚えてるかな。博物館内は昔の土器などが飾られていた。やはり日本と違って、昔から使われていた道具なども韓国の文化独特の姿形をしていた。

 それが見終わって、途中でリム先生が合流し、今度はシンさんという有名な陶芸家の家を見学させてもらった。家に入るとさまざまな形をしたお皿や壺などが置いてあった。鑑定士じゃあるまいし、決してそのお皿や壺の価値なんてわからないけれど、とても手でつくったとは思えないような、左右対称の複雑な形をしたものとかつくっていることを考えると、すごいなと思った。そのシンさんはいかにも陶芸一筋ですって感じだった。

 夜になって、昼食を食べた店に戻り、リム先生、ウォンさんたちとご飯を食べた。そこでもまた、あの骨付きカルビがどんどん運ばれてきた。そこでもまた、食べまくった。少しして、ビールの中にウイスキーを入れて飲む、爆弾酒というものを何回も飲んだ。韓国では、みんな平等にお酒を飲むのが決まりらしい。終わったころにはみんなべろべろに酔っていた。タクシーでホテルに運ばれて、その1日は終わった。

 3日目、朝から電車に乗ってミョンドンへ。韓国の電車は地下鉄しかないらしい。でも日本に比べるとすごく運賃が安かった。ミョンドンに着くと、駅近くの店で朝食を食べた。ここで食べたカルビタンはものすごくおいしかった!スープはあっさりめで、その中に入ってるカルビがたまんねえっす!って感じ。どの店に入っても必ずでてくるキムチとかもおいしいし、言うこと無し。それからミョンドンの街を歩いて、少し買い物などしてから

ウォンさんと合流し、今度は昔のバレーボールの五輪メダリストのカンマンスウさんに会った。やっぱりバレーボールの選手だけあって、背がすごい高かった。たしか195cmぐらいと言っていたような気がする。そのマイナス30cmが自分の身長だ。30cmものさし一本分違う。ほんと、その身長ちょっとちょうだい、って思った。あと、韓国ではマナーが厳しいこともわかった。カンさんの奥さんは、自分たちがしゃべっていたのが気に入らなかったらしく、すこしご立腹だったらしい。まあ、どんまい。

 それが終わるとタコを食べに行った。その店では生きたタコをそのまま食べた。ぶつ切りにされてるのにまだ元気に動きまわっている。こりこりしていて、これまたすごくおいしかった!少しして鍋がでてきて、そのなかにもタコが今度は丸々一匹、豪快に放りこまれていた。日本のタコとはまた違った感じで、とにかく歯ごたえが良かった。

 食べ終えてからは自由行動で、自分たちは一度東大門に行って、それから朝行ったミョンドンへと向かった。移動はすべてタクシー。日本は大体600円台からスタートするのに対して、韓国は100円台からだから、ものすごい違いだ。こりゃ日本に戻ったらタクシーに乗りたくなくなるだろうな、と少し考えてしまった。この日は24日、クリスマスイブということもあって、繁華街はどこに行っても人だらけだった。

 4日目、朝にロッテデパートあたりでおみやげなどを買った。そして午後6時50分の飛行機に乗り、日本にもどった。

 今回の韓国研修は、短い期間で様々な文化と出会い、人と出会い、環境を知ることができた。何よりも、日本を離れて韓国で異文化を学んだことによって、改めて自分自身を見つめなおす良いきっかけになったと思う。言語、文化は違っても、やはり人と人との繋がりって大切だな、とつくづく感じた。

 

 

韓国ゼミ合宿

増田 誠治   

 

はじめに

 今回、ゼミ合宿で韓国のソウルに行きました。韓国では、ヨギン大学を訪問し学生と交流をしたり、ホアム美術館を見学したり、陶芸研究所を訪れたり、バレーボール元韓国代表のカン・マンスウさんと対面したりしました。韓国の人でもなかなかできないような貴重な体験をすることができました。

 

ヨギン大学

 ヨギン大学ではキャンパスを見学しました。施設は日本でもなかなか見ることができないくらい設備がよくて驚きました。また、韓国の学生は学業や部活などに一生懸命取り組んでいました。そして、学生はみな落ち着いていて年齢以上に大人っぽく見えました。それは、韓国には徴兵制度があるからで、その厳しい環境がより良い人格形成を助けているのだと思いました。

 

ホアム美術館

 ホアム美術館はとても広く、館内だけでなくヒウォンと呼ばれる庭園がありました。まず、館内の見学をしましたが、中には時代別にさまざまな美術品がありました。美術品は韓国や朝鮮のもので約1200点ほどあるそうです。隣の国だけあって、日本にある美術品に似たようなものが結構ありました。そして、屋外の庭園にも大きな石像がいくつかあり、その大きさに驚かされました。

 

陶芸研究所

 次に訪れたのが陶芸研究所でした。ここはシン・ヒュンチョルという陶芸家のアトリエでした。そして、私たちはシン先生の作った陶器でお茶を飲みました。また、最後にはその使った陶器をもらうことができてとてもうれしかったです。この研究所にはシン先生の作った陶器がいくつもありました。そして、それらは「蓮」をイメージして作られているそうです。

 

オリンピック選手と対面

 次に会った人は、バレーボール元韓国代表のカン・マンスウさんでした。オリンピックの代表に4回選出された韓国のスーパースターです。バレーボール選手だけあって背がとても高かったです。この人は韓国ではほんとに人気があって、韓国人でも彼に会った人は感激していました。そんな人に会えてとてもうれしかったです。

 

終わりに

 3泊4日という短い時間でしたが、韓国でいろいろな人に出会うことができてよかったです。普通に韓国旅行をするだけでは100%会うことのできないヨギン大学のリム先生や陶芸家のシン先生、元オリンピック選手のカンさんに出会えたのはゼミ合宿だからこそだと思いました。その他に韓国の日常について驚かされたのは物価が安かったこと。特に、食事代やタクシー、地下鉄は日本とは比べ物にならないくらい安かったです。また、韓国の道路の広さと車の多さにも驚かされました。文化的な違いについては、上下関係が非常に厳しいと思いました。それも、徴兵制度のせいなのかも知れないと思いました。しかし、いずれにしても私自身にとってはどれも新鮮なことであり、貴重な体験でした。