2005年 9月 1日 篠田義明の問わず語り 目次 >>


 
● One Word・ One Meaning に想う


 某氏 [特に名を伏す] が、篠田の 10冊余の著書から 25項目、数10ページに亘り盗用して出版したため、「著作権侵害差止等請求事件」 で提訴された問題も漸く解決した。その中で one word・one meaning、one sentence・one idea、one paragraph・one topic も著作権侵害の項目にあった。次の理由からである。

 「篠田が、1978年〜1979年にミシガン大学とサンフランシスコ州立大学の客員教授のころ創作した成句が one word・one meaning; one sentence・one idea; one paragraph・one topic ワンワード、ワンミーニング; ワンセンテンス、ワンアイデア; ワンパラグラフ、ワントッピク; 一語一義、一文一概念、一段落一話題です。爾来25年以上にも亘って、篠田は、米国や日本での講演会 (官公庁や企業 100社以上) や大学の授業でも この成句を使用してきました。また、篠田の数多くの著作物でもこの成句を数10箇所で使っております。この成句は篠田の創造物です。」 「したがって某氏は篠田が創作した成句を盗用したことになります」 という提訴文だった。

 今回ホームページを開設して one word・one meaning; one sentence・one idea を検索して驚いたことに実に多くの方 がこの成句を使用しているのである。篠田の書物から引用と 明記しておられる方 もいるが、明記していない記事が多い。「著作権と引用」 とか 「レポート 講座 2003」 のタイトルで、この成句を書き立てておられる先生方 も 「他人のアイデアを自らのものとして使用すると著作権侵害」 などと 説明していながら篠田の名前だけを引用欄に書いていない。中には one document・one purpose まで加えて使っている人 もいる。実は ここまでが、篠田の創作である。 この成句を創作したのは、確固たる根拠が存在するのだ。最初は one paragraph・one topic から生まれたのであるが、今さら 説明しても始まらない。

 これらの成句をお使いになる方は、篠田の名前と著書名を明記して、引用と書かないと篠田の著書をお読みいただいた数多くの方 や篠田のセミナーや講演を聞かれた多くの方々から盗用の疑いがかかけられるだろう。





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