佐藤研究室ホームページへ

著作の紹介 佐藤正志

このページでは、著書・編著著・共訳書のみあげています。雑誌論文や論文集への寄稿などを含む研究紹介は次のページを参照して下さい。

私の政治思想史研究
私のトマス・ホッブズ研究


著書

佐藤正志『政治思想のパラダイム―政治概念の持続と変容』
新評論、1996年
シリーズ 政治思想の現在〈1〉

「政治とはいったい何だろう?」政治の根源的な意味が近代とともにどのように変容し,我々の「生」にどのような意味を与えてきたかを明らかにする。

【目次】
序章 「政治」の意味への問い
第1章 理論と実践―「政治」の根源的意味を喚起して
第2章 科学と哲学―二元論を超克しうる視座を求めて
第3章 主体と客体―「政治」の両義性をめぐって
第4章 政治と権力―「協働」としての政治に向けて
終章 政治哲学の復権と自由主義の再検討
補論 ホッブズの政治哲学と近代

序章から   詳しい目次

ISBN:4794802978、248頁
[B6 判] NDC分類:311
出版社ホームページ:新評論、販売価: 940(税込)


共著書

藤原保信・佐藤正志 『ホッブズ リヴァイサン入門』
有斐閣新書、1978年

古典読解入門シリーズ。トマス・ホッブズ『リヴァイサン』を読む

NDC分類:133.23 品切れ(重版未定)

共編著書

佐藤正志・中原喜一郎・三浦信行編『政治学講義』
早稲田大学出版部、1989年

第1部
I 政治と政治学 (佐藤正志)
II 政治理論の歴史 (佐藤正志)
III 現代政治学の理論 (藤原保信)

第2部
IV 政治体制論 (谷藤悦史)
V 政治過程論 (三浦信行)
VI 政治変動論 (的射場敬一)
VII 国際政治論 (中原喜一郎)
VIII 政治学の課題と展望 (飯島昇蔵)

ISBN:4657896202
NDC分類:311, 21cm 342p [A5 判]
販売価:3,262(税込)

白鳥令・佐藤正志編『現代の政治思想』
東海大学出版会、1993年
「現代の政治学」シリーズ〈4〉

序章 政治概念の変容と現代の政治思想(佐藤正志)
第1部 政治概念の変容
1章 自由(金田耕一)
2章 平等(宮島泉)
3章 権力(栗栖聡)
4章 正義(飯島昇蔵)
5章 公共性(谷喬夫)
第2部 イデオロギーの現在
6章 自由主義(齋藤純一)
7章 保守主義(添谷育志)
8章 社会主義(星野智)
9章 ナショナリズム(押村高)
終章 現代に政治思想は必要か(白鳥令)

ISBN:4486011945
NDC分類:311 322p 21cm[A5 判]
販売価:3,360(税込)

 

佐藤正志・添谷育志編『政治概念のコンテクスト―近代イギリス政治思想史研究』
早稲田大学出版部、1999年
政治思想研究叢書〈9〉

現在の政治的言説を形づくるものは何か? 政治的諸概念の生成と変容を、近代英国の政治思想史の中にたどり、近代英国の政治思想の現代への寄与を新たな姿で描く。個々の思想家ではなく概念とそのコンテクストに焦点をあてることによって、政治思想史の新しい可能性を探る。

I 政治原理
第一章 立憲主義と共和主義 ……的射場敬一
第二章 自然法 ……山岡龍一
第三章 功利主義 ……ポール・J・ケリー
II 政治的構想力
第四章 ユートピア ……鈴木宜則
第五章 社会契約 ……佐藤正志
第六章 市民社会 ……太田義器
III 政治主体と政治空間
第七章 ネイション ……押村高
第八章 政党 ……岸本広司・松園伸
第九章 世論 ……添谷育志

ISBN:4657995170
NDC分類:311.233  321p [A5 判]
販売価:4,200(税込)

 

千葉真・佐藤正志・飯島 昇蔵編『政治と倫理のあいだ―21世紀の規範理論に向けて』
昭和堂、2001年

政治思想の歴史、現代の政治理論、政治と宗教という3つの視点から、21世紀の規範理論を構築するための、思想的および理論的基礎を探求した論文集。政治と倫理の新しい関係づけを模索する試み。

第1部 政治思想史の視点から(ヘレニズム精神と倫理―エピクロスの堕落と癒しの海;ルターにおける政治と倫理―トレルチ・テーゼに関連して;戦争と正義;ルソーにおける「権力への抵抗」;グローバリゼーションと市民社会―A・ファーガソン再考;罪業が完成した時代の政治の悲劇性―ルカーチにおける政治と倫理;権威の哲学的基礎づけ:素描―イブ・R・シモンの場合;R・ポランにおける政治と倫理);
第2部 政治理論の視点から(近代ヨーロッパ国家の両義的性格―オークショットの「偶然性」の政治学;分かち合いの自由、その共同的成就の有り‐がたさ;ロールズの政治的正義論―「秩序ある社会」のための一構想をめぐって;ラディカル・デモクラシーの政治思想―シャンタル・ムフにおける自由・差異・ヘゲモニー);
第3部 政治と宗教をめぐって(近代化と宗教倫理;マルクスと宗教倫理;「神なき世界」の政治と倫理―A.カミュの「反抗」再考;宗教、倫理、政治―一つの政治思想史的考察;最終講義「私の政治学50年」)

ISBN:481220106 3 ,360(税込)


翻訳

ディヴィッド バウチャー、ポール ケリー編『社会契約論の系譜―ホッブズからロールズまで』
飯島昇蔵・佐藤正志ほか訳、ナカニシヤ出版、1997年
David Boucher、Paul Kelly

本書は、ホッブズ、ロック、ルソーのような思想家の理念を検討し、その上でロールズやゴーティエのような現代の思想家における契約論の影響を考察している。また、国際関係における契約の重要性や契約論に対するフェミニストの反応も考察している。さらに、契約論の三つの独立した伝統を特定し、今日にいたる論争で重要な役割を演じてきた一連の反契約論的議論も特定した。広い意味での政治理論の枠組みのなかでの社会契約の諸理論と社会契約に対する諸批判への包括的な入門書。

ホッブズから今日にいたる社会契約論とその批判者たちについての諸論文を収録。国際関係論、フェミニズム、リベラリズム対コミュニタリアニズムなどの視点から、社会契約の受容と批判、展開と変遷を跡づける。

目次
社会契約論とその批判者たち―概説
ホッブズの契約論―比較分析
ジョン・ロック―社会契約と政治人類学との対抗
ロック契約論の文脈
歴史・理性・経験―ヒュームの契約論批判の論拠
ルソー、社会契約、近代のリヴァイアサン
カントと社会契約
ヘーゲルの社会契約論批判
社会契約の反対者マルクス
契約論と国際政治理論〔ほか〕

ディヴィット・トレンド編『ラディカル・デモクラシー―アイデンティティ、シティズンシップ、国家』 
佐藤正志・飯島昇蔵・金田耕一ほか訳、三嶺書房、1998年
原書名:Trend, David, ed. Radical Democracy : Identity, Citizenship, and the State.

本書は、直接的には、現在のアメリカにおいて「左翼」とみなされる人びとがおかれている状況から、現代アメリカのデモクラシーをどう捉え、その変革をどのように展望するのかという視座が出発点となっている。
しかし同時に、原著が編まれる過程において、問題を理論的な系譜と展望において捉えようとする視点とが加わり、より普遍的な視野を切り開くものとなっている。
第1部 ラディカル・デモクラシーの系譜学
第2部 合衆国におけるラディカル・ポリティクスを論じる
第3部 ラディカル・デモクラシーと政治的可能性

ISBN:4882941074
408p 21cm[A5 判]
NDC分類:311.7

デイヴィッド・ バウチャー、ポール ケリー編『社会正義論の系譜―ヒュームからウォルツァーまで 』
飯島昇蔵・佐藤正志ほか訳、ナカニシヤ出版、2002年
David Boucher、Paul Kelly

ヒューム、ミル、パレート、ロールズ、ウォルツァー等の思想や、環境的正義、国際関係、ジェンダー論、民主主義等の実践的・具体的問題を論究。

社会正義という争点と、社会契約論の伝統の再生との間には明らかな関連性がある。社会正義に関する論文集において、社会契約論の伝統への回帰以上に、正義を理論化することへの回帰が存在することを示さんとする。

目次

契約論者ヒューム
ミル―正義について
パレートと正義の批判
イギリス観念論と正義にかなった社会
国際的社会正義
環境的正義は誤称なのか
民主主義・権利・経済における配分的正義
コミュニティにおける正義―ウォルツァー:プルーラリズム、平等デモクラシー
契約論的社会正義―いくつかの現代の議論の概観
人種間の平等―有色人種、文化、正義〔ほか〕

 佐藤研究室ホームページへ