早稲田大学
早稲田大学理工学術院
日本液晶学会
物理学会
応用物理学会
ソフトマター物理
産業技術総合研究所
横山液晶微界面プロジェクト

当研究室は2005年、ソフトマター、特に液晶の物性研究を対象として活動を始めました。
対象は二次元を扱うことが多く、数ナノメートルの厚さを持つ液晶自己保持膜、分子1層からなる液晶単分子膜(Langmuir膜)を対象に、 バルクの液晶には見られないパターン形成、二次元特有の電気光学応答、更に光や化学ポテンシャル勾配下で生じる散逸構造の研究を行っています。

物質の状態は、“気体”“液体”“固体(結晶)”の3相に大きく分類されます。 しかし物質によっては、これら3態の他に中間相が存在することがあり、特に液体と結晶の間の中間相として液晶相(liquid crystal)が19世紀に発見ました。液晶は、 液体の流動性と結晶の異方性を持ちます。
完全な液体の場合、液体を構成する分子の重心位置に関する秩序は存在せず、分子が異方的な構造を持っていてもその方向もばらばらです。逆に固体は、 重心位置の配置が三次元的な並進秩序を持っていて、分子は規則的に配列しています。
一方、液晶状態にある分子は、その重心位置をランダムに、しかし分子軸を平均的にある方向に向けて配列しています。 配向異方性という要求から、液晶相を形成するのは異方性のある分子に限られ、その代表として棒状分子と円盤状分子が挙げられます。 棒状分子が形成する液晶相をカラミチック液晶、円盤状分子の形成する液晶相をディスコチック液晶といいます。
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