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2016年度の専門ゼミ選択について
本年は教場での説明会は実施しませんので直接メールで私まで連絡を散り
個別面談の予定をとって下さい。面談期間は10月30日から11月27日です。


私たちは、「老化」という古くて新しい研究領域において、そのメカニズムの解明と
防止法の開発に関する研究を、分子生物学的・実験病理学的に行っています。
このような分野は、「基礎老化学(Biomedical Gerontology)」とも呼ばれます。

人間は老化や死を避けることはできません。しかし、なぜ人は老化するのか?という
問題も、まだ解決されていません。モデル生物やマウスなどを使った研究から、老化の
メカニズムとその制御法が少しずつ明らかになってきています。

老化はガンや生活習慣病、さらにアルツハイマー病などの神経変性疾患の重要な発症
要因の1つです。したがって、老化を遅らせる薬が開発されれば、これらの疾患の発症を
遅らせたり、防止したりすることが可能となるかもしれません。そのような薬は、特定の
病気の特効薬にはならないと思いますが、多くの病気に効果があり、既存の薬と併用できる
万能薬となる可能性を秘めています。また、現在治療が困難ですが、患者さんの数が少ない
まれな病気(希少疾患)のため、大手製薬企業が開発に興味を示さないような病気に対しても
効果が期待されます。

私達は、そのような老化を遅らせる医薬品、漢方・生薬、機能性食品の開発につなげる
ことを目標に研究に励んでいます。