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NewOrleans, USA
(March 2008)
電子はマイナスの電荷を持っているので,
固体の中の電子どうしにはクーロン反発力が働いています。 つまり,ひとつの電子は,別の電子を避けながら運動しています。
これは電子相関と呼ばれ,古くから知られている大問題です。 幸運なことに,多くの固体では電子相関の影響は非常に小さく,
各々の電子の動きを独立に扱う一電子近似が有効でした。
近年,高温超伝導や巨大磁気抵抗のような新現象が続々と発見されています。
これらの新現象の舞台となる遷移金属酸化物では,電子相関が非常に強く,
一電子近似が成り立たちません。このような固体は強相関電子系と呼ばれます。
寺崎研究室は,遷移金属酸化物や有機伝導体を中心とする強相関電子系の
電気的性質を精密測定によって明らかにすることを目指しています。
そして得られた結果を基にして,新らしくて面白い物質の設計と合成を行っています。
強相関電子の科学は,理論と実験,物理と化学,
基礎と応用の境界にある未知の領域です。
私たちと一緒に,新しい科学を開拓しませんか。
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