ファイナンシャル・アカウンティング  2006年度 春学期 

(水曜 7限・8限)

 

◇講義内容

 ・講義の前半では、企業が行う外部財務報告に焦点を当て、財務諸表、企業会計の仕組み、収      
   益と費用の認識と測定、その他の個別論点について、解説します。(担当:辻山)

 ・後半では、近年の会計をめぐるトピックスや特定企業に関する会計の視点からのケーススタデ 
   ィなどを行います。(担当:小宮山)

 

お知らせ (古いお知らせは末尾に移動しました。)

 →期末試験は、以下の要領で行います。

@    授業中試験実施日時:2006719日(水) 1930分〜2130分(2時間)

A    実施場所:259室、260室(教室の割り振りは1階の掲示板および教室の入口に掲示してありますので、御覧下さい。)

B    出題形式:論述問題(会計処理について論評する形式)

C    留意事項:持込可

 

 →当日やむを得ず試験を受けられない方は、以下の指示に従って下さい。

 (この方式で受験できるのは、予め届け出ている2名のみです。)

 @719日の2130分以降(つまり通常試験終了後)にこの掲示板に試験問題を掲示します。

  →ここからダウンロードしてください。 問題及び解答用紙(5頁) 添付資料(32頁)

 A解答を726日(消印有効)までに郵送で商学研究科事務室に提出して下さい。

 B採点は、80点満点(100点満点で採点して8掛け)で行います。

 

講義スケジュール  → 詳細情報

(講義スケジュールは、授業の進行状況によって随時変更になることがありますので、ご注意下さい。)  

  日  程

講  義  内  容

担当

      総論  
1 4月 12日(水) (1) 日本の企業会計制度(会計基準設定の現状と会計ビックバン)  辻山
      (2) 主要な財務諸表    主要な財務諸表(4月19日配布資料)
   (貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書、
       株主資本等変動計算書)
 
2   19日(水)

(3)  企業会計の仕組み  解答 補論             

辻山
      (4) 収益の認識と測定  
3   26日(水)

(5) 費用の認識と測定
   (棚卸資産と売上原価固定資産と減価償却見越し繰延べ

辻山
4
5月
10日(水) (6) 連結財務諸表の作成    演習問題
   (貸借対照表、損益計算書)
辻山
      各論(概論)  
5   17日(水) (11) 企業結合の会計 辻山
      (10) 固定資産の減損処理  
6   24日(水) (7) 金融商品の会計 辻山
      (8) 退職給付の会計  
      (9) リース取引の処理  
      各論(事例研究)  
7   31日(水) (12) 金融商品の会計 小宮山
      (13) ヘッジ会計  
8 6月   7日(水) (14) オフバランスの会計 小宮山
9   14日(水) (15) 税効果の会計
小宮山
10   21日(水) (16) リースの会計 小宮山
11   28日(水) (17) 退職給付の会計 小宮山
12 7月   5日(水) (18) 企業結合の会計 小宮山
13   12日(水) (19) 包括利益の報告 辻山
      (20) 企業会計基準をめぐる国際的な動向  
14   19日(水)  期末テスト   

 

◇参考テキスト等  

  制度の解説書

  斎藤静樹編,『財務会計―財務諸表分析の基礎(第5版)』,有斐閣,2006。

  桜井久勝,『財務会計講義(第7版)』,中央経済社,2006。

  伊藤邦雄,『ゼミナール現代会計入門(第6版)』,日本経済新聞社,2006.

  加古宜士,『財務会計概論(第6版)』,中央経済社,2006。

  理論書

  斎藤静樹,『企業会計とディスクロージャー(第3版)』,東京大学出版会,2006。

 

◇過去のお知らせ

 ・4月12日に実施したアンケートの結果は次の通りです。 → アンケート結果

 ・配布資料のファイルを開く為には、パスワードが必要です。パスワードは、開講時にお知らせします。

 ・前半と後半で各1回ずつレポートの提出を求めます。

        (レポートのテーマ等については、授業中に指示します。)

 ・春学期前半の課題の締め切りは2006年6月7日(水)です。
  課題は授業中にお配りしましたが、wordファイルが必要な場合には、こちらをお使い下さい。