Rsearch 研究テーマ

現在取り組んでいる研究テーマは以下の通りです。

1. スマート社会技術の普及が,経済,環境,国際的資源フローにもたらす影響の分析
主として産業連関分析の手法を用いて,再生可能エネルギーを有効利用し,スマート社会技術が普及した社会で予測される変化に対して,経済の各部門の生産活動,雇用,エネルギー消費,CO2排出量にどのような効果がもたらされるかを分析します。そのために私たちは,政府公表の産業連関表を拡張して,「次世代エネルギーシステム分析用産業連関表」を作成しました。今後は,国際的な資源フローにもたらす影響についても考えていきたいと思っています。

2. スマート社会技術の普及が消費者のライフスタイルに与える影響についての研究
スマート社会技術は,消費者にどのように受け入れられ,それによって消費者のライフスタイルはどのように変化していくのでしょうか。この変化の在り方は1.の予測分析に大きな影響を与えます。そこで本研究では,消費者のライフスタイル変化について,公的統計やアンケート調査を用いた分析研究を行っています。

3. スマート社会技術の普及のためのマーケティング戦略および法制度条件の検討
スマート社会技術がどの程度普及するのかは,その技術を体化した商品やサービスのマーケティング戦略に大きく依存するものと思われます。また,その普及と矛盾しない法制度条件の整備が検討される必要があります。そこで,本研究では,これらの問題の考察を行っています。

4. 未来社会にむけてのエネルギー開発に関する研究
少し長期的な視点から未来の再生可能エネルギー利用を考えると,その範囲は広がります。たとえば有機ハイドライドをエネルギーキャリアとして,海外の風力発電エネルギーを運んだり,微細藻類の生み出すバイオ燃料を利用したりすることが考えられます。そこで,本研究ではこれらの技術についても着目し,その研究開発効果の経済分析を目指しています。

Member 研究員
顧問
大聖 泰弘(早稲田大学 名誉教授)

研究所員
鷲津 明由(社会科学総合学術院 教授)
藁谷 友紀(教育・総合科学学術院 教授)
小林 直人(研究戦略センター 教授)
林  泰弘(理工学術院 教授)
近藤 康之(政治経済学術院 教授)

招聘研究員
中野 諭 ((独)労働政策研究・研修機構 主任研究員補佐)
新井 園枝((独)経済産業研究所 計量分析・データ専門職)
村野 昭人(東洋大学 理工学部 准教授)
草薙 真一(兵庫県立大学 経済学部 教授)
宮内 肇 (熊本大学大学院 自然科学研究科 情報電気電子工学専攻 准教授)
本村 眞澄(独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 主席研究員)
山下 大樹(パシフィックコンサルタンツ株式会社環境創造事業本部 主任)
吉武 惇二(元 東京ガス㈱総合企画部 企画調査室長)