卒業・課題研究

 早稲田大学高等学院では3年生総合学習の時間において、生徒それぞれが個人研究に取り組み、卒業論文を作成しています。また、生物科では自由選択科目「プロジェクトリサーチ(生命科学・課題研究)」を開講しており、その科目の中で生徒が自由なテーマで課題研究に取り組んでいます。更に、理科部生物班の課題研究も指導しています。
生物科で最近(2017~2020)担当した生徒の主な研究テーマは以下の通りです。

1)カエルにおける動脈弓及び周辺血管系の比較~呼吸の観点から~
2)PCR反応(ポリメラーゼ連鎖反応)を用いたイヌの遺伝子検査法の検討
3)ウスバシロチョウ・ナミアゲハの地域間変異
4)モンキチョウ・モンシロチョウの年代間変異
5)ヒトスジシマカに対するクロクサアリの致死的影響
6)猫の毛色は「性格や行動様式」と関係しているのか?
7)両生類の骨格標本に関する研究
8)音楽が植物の生命活動に与える影響力
9)プラナリア変異個体の作出法の検討とその行動様式の観察
10)発光バクテリアに関する研究
11)プラナリアがもつ「生育環境変化に対する適応能力」に関する研究
12)鯉・鮒農法が水生生物に与える影響
13)野球において飛距離が伸ばせる打球角度の条件
14)屋内に設置した太陽電池の発電効率
15)観天望気による天候予測
16)炎色反応でシアンとマゼンタをつくる
17) 殺虫剤の歴史と現在の害虫駆除の問題
18) 不快害虫防除におけるIPMの重要性
19) 食虫植物研究から考える植物の進化と現代社会で活用される技術
20) 外的環境と運動が睡眠に与える効果
21) SNSを用いたワカケホンセイインコの東京近郊の生息分布及びその生態調査
22) 打ち水の効果
23)球速と打球速度の関係
24)高校生でもできるヒトスジシマカの培養方法の確立
25)体温は人間の意志によって変わるのか?
26)水分摂取とストループテストで評価した集中力の関係
27)エサと熱帯魚の体色の関連性について
28)JAVAによる物理シミュレーション
29) 甲虫の幼虫における光走性の実験検証
30) LINE Messaging APIを用いた生徒支援サービスの開発
31) 粘菌を活用した新たな経路探索アルゴリズムに関する研究
32) 過去の感染症事例から探るCOVID-19に対する対処方法の提案
33) ヒアリの危険性と被害・対策法に関する研究
34) コーヒー粕の家庭菜園等における除草剤としての活用
35) カイコ幼虫を活用した免疫力測定に係る研究
36) 現代社会におけるフルダイブシステムの実装化及びその技術に関する考察