『品質コストマネジメント-品質管理と原価管理の融合-』
出版社:中央経済社
1999年度 デミング賞(日本品質管理文献賞)受賞
1999年度 日本原価計算研究学会賞受賞
TQC(total quality control)にかわってTQM(total quality management)を品質管理における共通のスローガンに掲げる企業が増えつつある。TQMが、経営そのものの質をも問う広範な視界を有することはよ
く知られているが、品質コストがその主要な実践ツールとなることは、あまり知られていない。
本書は、品質コストシステムをTQM の実践に不可欠なサクセス・ツールと位置づけ、品質コストの手段的特徴の解明を行うとともに、フィールドスタディの結果を随所に熾り込んでいる。さらに、 主要な論点については、わが国の品質管理の現状をふまえつつ、問題解決のための具体的な指針となる枠組みを示している
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