酒 井 潤 一

早稲田大学 名誉教授

 材料に係る資源保存、信頼性向上、寿命延長を意図し、材料と環境との主として (電気)化学的相互作用に着目した研究を実施してきた。
 社会の高度化に伴い、僅かな材料損傷がシステム全体の機能を支配するようになりつつある。 そのような観点から、微小腐食損傷の検出や評価を電気化学的計測システムと走査型電気化学顕微鏡、 原子力間顕微鏡などと組み合わせて行ってきた。また、材料は次々と現れる新しい苛酷な腐食環境で 安全に使用されねばならない。腐食環境評価を適正に行い、環境および材料の経時的変化を予測する ことで機能材料、構造材料の信頼性向上、長寿命化を図っている。これらの中でも生体環境は今後の 社会動向、要求性能の厳しさなどから重要な課題のひとつであるといえる。Tiなどを対象に、力学的 作用も考慮した損傷の解析やその防止法の研究を進めてきた。
 これらの研究の基礎を支えるべく、 材料表面における腐食現象に対する電気化学的解析の基礎研究を継続的に実施してきた。工学的見地から 「材料をいかに上手に使うか」という点を重視して研究している。

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